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#002_231028 前回の訪問看護での出来事…

訪問看護を治療者として信頼し、病状について困っていることをなんでも話していいというのは私の脇が甘かった。

コロナ禍、物価高騰の最中にあって、フードバンクの利用を訪問看護より提案していただいたことは実にありがたく、おかげで療養に専念できていた。支援団体にも心からの感謝と敬意を表する。しかしながら、私には深夜、眠りにつく間際に無意識な状態で過食するという問題点がある。

その過食について相談したところ「フードバンクの利用の中止」を訪問看護から突き付けられた。「過食をやめる努力をしないのだから、いつまで経っても病気は治らない」との由。私はひどく傷ついてしまった。

傷ついてしまったポイントは…
・過食を辞める努力をしてないとの訪問看護の発言
・努力&根性がないから治らない
・真の病巣を治す気がない
・食費の心配が再浮上

主治医にたずねたら回答は以下の通りだった
・SRED(Sleeping Related Eating Disorder 睡眠関連食行動障害)の可能性
・処方薬の副作用によりSREDが起こる
・薬の調整は現時点では難しい(=これ以上、減らせない)

SREDをネットで調べた結果
・SREDは無意識での病態のため、努力と根性では改善困難

自らの振り返り
過食については発症当時より苦悩していた。薬の副作用によるものだとのことだったので、主治医(当時の)との話し合いを重ねて減薬した。運動をすれば服薬するのと同じ効果が得られるとの米国の研究結果を受け、トレイルランニング、フィットネスクラブでの活動を15年継続。減薬は果たしたが、過食に至ってはまだ解決しない。

前述のように傷ついてしまったポイントから考えると選択肢は
・訪問看護に頭を下げてフードバンクの利用再開を懇願
・訪問看護の利用中止(稚拙な選択肢だとは思うが)

知己からもらった助言
・病院スタッフであっても主治医以外には相談しない
→苦しみを飲み込むことになり辛い思いはするが
・摂食障害でなくともムシャクシャして夜中に食べたくなることは誰にでもあるので過食をさほど問題視しない

今も病気が治らないのは「努力と根性がないから」だと言われ、傷つき、脳が萎縮するとなかなかその場でとっさに正しい判断はできない。「フードバンクの利用を中止してみる?」との高圧的な態度にとても抗えなかった。その瞬間から「もう食べられなくなるかも」と生き死にの不安・心配も感じた。「真の病巣を治す気がない」とのことだが精神疾患は脳の病気。もしかすると病巣は解剖すれば見つかるのかもしれない(素人考え)。主治医、曰く「その訪問看護、私の知らない人」チーム医療とは違うらしい。主治医と訪問看護は連携してないようだ。今はあまり先の心配をせず、まずは傷ついた心を労ってみることにする。



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