インターネット調査室: 「Renault-Nissan Impasse Reaches Macron Meet With Japan’s Kishida」 <ー 岸田総理はこの背景を理解しているのですか?

今回は「Renault-Nissan Impasse Reaches Macron Meet With Japan’s Kishida」についてコメントさせていただきます。

Bloomberg:  9 Jan,2023

「Renault-Nissan Impasse Reaches Macron Meet With Japan’s Kishida」:  日本側から見るとRenaultのやつ、売上も技術力もないくせにうるさい、と思うかも知れませんが、彼らから見ると、おそらくそうは見えません。

というより、日産ひでーじゃねか? に見えているはずです。

それでマクロン大統領と岸田総理が話し合ってどうするのか不明です。

そもそもこうなった発端を知る必要があります。

だいだい、あの世界的名車GTRを産んだ日産は、社内的に天下りなどをやらかし、経営が厳しくなり倒産寸前だったはず。

で、日本の企業、銀行、政府は、日産に対し冷たい態度で見放しました。 「勝手にしろ」と
あの巨大企業日産をですよ。 日産の従業員が何万人もいる&経営を上手くすれば復活できるのにです。

そこで唯一、フランス政府の生きのかかったルノーが手を上げ、じゃ、うちで引き取ってあげる、と言って資本注入を行い、あのカルロスを日産へ送り、v字回復。

で立ち直り、今に至ります。

ゴーンさんのやったことを見れば解りますが、大したことはやっていないです。

関連会社の社員と日産の従業員を首にし、部品コストを下げただけ。

これなら、本来わざわざ、ゴーンさんが来なくとも、日産自体も問題がわかっていたのに、内部が先輩後輩などのしがらみでできなかった、それで倒産寸前。

資本が入っているとはいえ、ルノーなど小さいし、技術もないのに、技術もブランド力もある我々が従う必要はない、と日産は考え。

一度、倒産しかかりましたよね~ それを救ったのは誰ですか? 我々がいなければあなたたちは消滅していたかもしれないんですよ、いわば我々は命の恩人、勝手なことを言うな、もっと利益をよこせ、とルノーは考えています。

だから、話がまとまらないのです。

この背景を岸田総理がしっているとは思えず、マクロン大統領に丸め込まれそうで怖いです。

そもそも、民間企業の話に国が口をだしてどうするんですか。

従い、大統領と総理があっても懸念材料しか出てこない気がします。

なお、当初日産にルノーが資本注入するのは不自然と思い、それ以来彼らをモニターしていた総論が今回の内容です。問題が分かっていても解決できないのは、日産というよりも日本全体の抱えている問題かもしれません。

検索キー: Renault-Nissan Impasse Reaches Macron Meet With Japan’s Kishida


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?