社員A 個人ヘッジファンド編♯58: 「現状報告 16 Nov,2023 とサームルールの決論」 <ー サームルールの計算結果は最後の方へ記述、米国国債利子の支払だけで年間152兆円大丈夫?

今回は「現状報告 16 Nov,2023 とサームルールの決論」についてコメントさせて頂きます。

前回までのお話: ↓

社員A 個人ヘッジファンド編♯56: 「現状報告 9 Nov,2023」|ネット商社 (note.com)

現状、ETFは負けの法則からまだ抜け出せず、前回のポジション

WTI原油価格連動型上場投信 1671 <ー Short

2621iS米20H <ー Long 

は全部解消、またもかなりのマイナス、現在新たなポジションを模索中。

どうして?

2621iS米20H <ー Long を解消したかと言いますと、先日米国30年国債の入札で大手の買い手、中国、サウジアラビアが大した入札をしなかったとのことで、米国債券長期型はNGそうなのでとりあえずクローズ

WTI原油価格連動型上場投信 1671 <ー Short を解消したのは、いまだに方向として間違っていないものどうもイエメンのフーシ派がイスラエルの船舶が「バブエルマンデブ海峡封鎖(スエズ運河を抜け、アラビア半島の先に近いところ)」を通った際に攻撃宣言、ということは他の石油系を含む船舶も影響が出る可能性(つまり原油高)も否定できず、とりあえず様子見にしました。

しょうがないので、代わりにMXNJPY&USDJPYのLong Make <ー 今のところ、プラスに転換。

ところで、軍事、経済関係で米国を見ている方は、ほどんど米国経済やべんじゃね~? とおもっています。

私もその一人ですが、米国経済もう黄色信号も良いところです。

今回は具体的に「サームルール」の数字を見て行きましょう。

サームルールで計算するとどうなるか?
用語集: 「サームルール」 <ー 怖い|ネット商社 (note.com)

一言では: 

直近3ヶ月の平均が、直近1年間の最低水準から0.5%以上上昇すると = 景気後退の初期段階

なので計算すると?

米国では...

直近3ヶ月平均3.83%、直近1年間の最低水準3.4%

= 0.43%

お~
 
ギリギリOK。

つまり、黄色信号ではありませんか?

逆にもう少し次の雇用統計で失業率があがるとついに「サームルール」が発動ということになり、米国経済が「景気後退の初期段階」に入り、Dowが上がった~ と、余裕をかませるかは、神のみぞ知るです。

だいたい、米国って利子の支払いだけで毎年1兆ドルもあり、大丈夫かよ状態ですよね~

毎年、日本の国家予算より大きな利子だけの支払?

日本の2023年度・令和5年度の予算: 一般会計の総額が過去最大の114兆3812億円

米国国債利子の支払だけで: 1兆ドル突破 <= 152兆円位?!

これじゃ、私も2621iS米20Hを売りたくなります...

検索キー: 米国の年間利払い額、推定1兆ドル突破-国債への売り圧力強まる恐れ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?