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中間管理職になった私。だたの部下だった頃の自分を思う。

私には部下が二人いる。日々の業務サポートもするし、評価もする。でも私にも上司がいる。いわゆる中間管理職だ。

私の会社では1 on 1がカルチャーとして根付いていて、原則上司とは必ず週に一度1 on 1をする。だから私も部下とは週に一度は1 on 1で会話をしている。

1 on 1は日系企業だと馴染みがないが外資系企業だと割と普及している。その名の通り、一対一の面談のことで、必ずしも相手は上司だけではない。でも一般的に上司と週に一度の1 on 1を課している企業が多い気がする。

私は部下とは基本的には日常業務で彼らの抱えている課題について話したり、疑問点を解消したりしているのだけれど、今週部下のうちの一人に少しデリケートな話をしないといけない機会があった。人事的な話だ。

本人にとっては悪い話ではなく、次のステージへチャレンジしてほしいという上からの期待を込めた話ではあるのだが、伝わり方が変になると「不当に扱われている」と誤解されることもあり得るトピックスだった。

1 on 1の前、私はかなり緊張した。1 on 1なのに、わざわざスクリプトを用意して、誤解を生まないように順を追って話せるよう準備した。一回流して話してみた。つまりリハーサルまでした!

結果的に部下は前向きに捉えてくれて、1 on 1は無事に完了したのだけれど、自分がこれまで仕事で関わってきた”中間管理職”の方達への自分の態度を思い起こすと、なんだか申し訳ない気持ちになってしまった。

これまで何度か今回と同じようなデリケートな話を”中間管理職”のみなさんからされることがあった。必ずしも彼らの意思ではない、もっと上からの伝達事項の時もあっただろう。場合によっては、明らかに反抗的な態度をとったりしていたよなぁと思う。

あの時、あの”中間管理職”の方たちも同じようにナーバスになっていたんだろうか。上手く伝えられるだろうかと緊張していただろうか。

緊張した人と、何も考えてなかった人がいるだろうけど。

とにかく今私が言えるのは、中間管理職って辛いぜってこと。

今このタイミングで、あの頃の中間管理職の皆様とお酒を酌み交わしてみたい。


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