「眠れる」は売れる

みなさんは日頃ぐっすり眠れていますか?夜中何回も目が覚めてしまったり、なかなか寝付けなかったりと現代人は眠りに悩まされている人が多いです。私も夜何度も目が覚めてしまう人の1人です。そんな中世間を騒がせている商品があります。


1. GABA for Sleep  (グリコ)

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チョコレートにGABAの成分が含まれた商品は昨年あたりから出回っていますが今注目を集めている商品がこちら。

そもそもGABA(ギャバ)とはなに?

人間の体内にも元から存在しているアミノ酸。ギャバには気持ちを落ち着かせる「抗ストレス作用」があります。GABAはトマトやナス、アスパラガス、メロンなどの果物や野菜。キムチなどの発酵食品にも含まれています。最近の技術でGABAを生産できる乳酸菌が見つかり、GABAを含んだ飴やチョコレートを作れるようになったのです。

なぜここまでGABAチョコが注目されるようになったかというと、Twitterで話題になったからです。「これを食べたらぐっすり眠れるようになった!」「短時間しか寝てないのに長時間眠れた気持ちになった」というツイートが広まりました。ユーチューバーやインフルエンサーが箱買いするなどしてますます広まっています。そして私も気になってスーパーでGABAチョコを買ってみようと思いました。

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私「え〜.....めっちゃ売れてるじゃん〜....」

私の住んでいる場所は都会ではないですが地方にまでネットの噂が広まっているのに正直驚きました。というか現代人、みんな眠りに問題抱えすぎじゃない?実際私も食べて見ましたが私はあまり効果を感じられませんでした。味は美味しいですよ!


2.ブレンドエッセンシャルオイル・おやすみ(無印良品)

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豊富な種類がある無印良品のアロマオイルシリーズで常に在庫切れになっている「おやすみ」。こちらもツイッターで「これを使ったら翌朝までぐっすりだった」「寝つきが良くなった」などと話題になり、店舗でもネットショッピングでも在庫切れが続いています。無印良品はこれまでもSNSで話題になり在庫切れになるヒット商品がありましたが、こちらもしばらく手に入れるのは難しそうです。


広告の意味ってなんだろう

SNSで誰かが「これいいよ!」といえば在庫切れになる現代。昔は広告会社が「みなさんこれはいいものですよ。買ってね」って言ってた時代とは変わってきています。いわゆる「バズれば売れる時代」そんな世の中に有効な広告を作ることが作り手の課題だと思います。かっこいいビジュアルだけ作れればよかった時代は終わりました。

眠りたい日本人

眠れるグッズがバカ売れしている状況が少し「怖い」と感じます。これらが売れる要因を考えました。

・睡眠に悩みがあるけど睡眠薬を処方してもらうのは手間だし怖い。

・睡眠商品は安いし手軽に試すことができる。

長時間労働、受験勉強、ストレスになど、何かしら眠りに問題を抱えている人がこんなにたくさんいると考えると日本って怖い国だと思いませんか?健康的な食事と適度な運動、1日6~8時間睡眠を守ると精神が安定すると言われています。これがなかなかできない社会。怖い。


おまけ

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ポケモンGOで世界中の人をアクティブにすることに成功したポケモンGO。ポケモンは次に睡眠をエンターテイメントにしようとしています。ポケモンスリープは2020年にリリース予定です。睡眠がどのようにゲーム化されるのか楽しみです。

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