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4月はちょっとした悶々期でした

4月の頭に春休みのツケみたいに親不知が腫れ、不調な日々を過ごすこと数日。疲れが溜まったら年に一度くらいのペースで腫れることから解放されるために一気に上下2本の抜歯をしました。

抜歯は極めてスムーズだったし、直後の腫れもなかったものの痛みが数日続き、それに伴い自分でも驚くほど気持ちのバランスを崩していました。

マスクをしないと外を歩くこともままならないというクレイジーな日常の風景、普段ならどこか諦観し見過ごすことで生活を維持していることも変に過敏になり、自分と周りの距離感が上手くとれない不安がありました。

大事な約束もキャンセルして、必要最低限の用事だけをこなす省エネモードに、気の赴くまま御所の森まで散歩してひたすら緑に癒されていました。

そのときの体調や環境、ほかの要素もあってそんな不安定な状態が続いたのかもしれないけれど、私にとってこのタイミングでの抜歯はそこそこ大きなダメージだった。

日常生活の中で、こうして体や気持ちのバランスが崩れるきっかけはそれなりの頻度でやってくる。それも大体の場合、突然に、前触れもなく。

非日常が日常となっている今、ほんのちょっとしたきっかけで心身のバランスを崩してもおかしくないし、崩してしまうほうが自然な気もしています。

だからこそ、傷が深くなる前に自分を取り戻す術、日ごろから自分をふっと解放できたり、甘やかしたり緩めたりできる場所やひとやもの、ことを持っておく、それに気づいておくことはとても大事だなと感じています。

タフに、そしてしなやかに生き抜いていくために。頭で考えるだけでなく感じられるひとでありたいですね。

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