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不登校から大学に受かった私が伝えたいこと

私は、高校三年生の7月から、パニック障害とうつ病のため不登校になりました。もちろん卒業はできず、その後、学校には通わず籍だけ置いて、4月から予備校で大学受験のために、勉強をしていました。

体調を崩したのが、高2の学期末だったので、その時期から、勉強に手がつかず、1年ほど勉強をしていませんでした。(病状がある程度、回復してからは、ラジオの英会話講座などをやっていたのですが...) 4月に受験勉強を始める時には、ほぼサラからのスタートでした。

そんな状況で何をやったかというと... と勉強法の話をしたいところですが、勉強法は他にもいっぱい書いてあるだろうし、人それぞれだと思うので割愛します。(希望があれば書きます)

じゃあ何について書くの?

と、思うかもしれません。
でもまあ、ちょっとだけ私に時間をください。


人生ってなんでしょう?

人生って例えるならば、真っ白な紙に自分だけの地図をつくることなんじゃないかなと思います。

目的地は同じでも、道は一つじゃありません。正解もありません。近道をするのが一番というわけでもないと思います。だって、遠回りや寄り道をしたら、近道をしていたら見えなかった美しい景色が見えるかもしれません。

別に疲れたら休んでもいいんです。そうしたら、今まで気づかなかった新たな道を見つけるかもしれません。今書いていることも、遠回りして、たくさん休んだからこそ、気づけたことです。

私は、将来の夢や進路の目標がないということにかなり悩み、そんな自分を責めてばかりいました。

でも、もし、目的地がないとしても、どこに行くかわからない旅というのは、なんだか楽しそうだし、気の向くままに、とりあえずあそこの川まで、山までと歩いていたら、知らないうちに遠くまで来ていたなんてこともあるはずです。

地図を他の人より早く完成させなくちゃとか、そんなことは考えなくていいです。ゆっくり、景色を楽しみながら歩いて、ここにはこれがあって、あれがあってと、紙に描き込まないと、道だけ描いたって地図になりませんよね。

また、誰かにその道は違うとか、あっちの方が近道だとか、そっちは行き止まりだとか言われても、やっぱり自分で行ってみなければ分からないと思うんです。だって、今まで正しかったことが、もう間違っているかもしれないし、今まで間違っていたことが、実は正しかったなんてこともありえます。

もし誰も歩いたことがない道でも、あるいは道さえなくてもいいんです。誰も歩いたことがなければ、あなたが一人目になればいいし、道がなければ、自分で作ればいい。意思あるところに道は開けます。

もしかしたら、地図の作り方がわからない人もいるかもしれません。確かに、方角が分からなかったり、距離が分からなかったりしたら、地図なんて描けませんよね。

私は、地図の描き方を教えてくれるのが勉強なんじゃないかなと思います。もちろん学校の勉強だけがそれを教えてくれるわけじゃないと思います。だから色々なことから学びましょう。それは、部活でもいいし、旅でもいいし、遊びだって、なんだっていいです。それも勉強の一つだと思います。

そして、道に迷った時には、誰でもいいので信頼できる人を見つけてください。

周りにそういう人がいない人は、例えば、noteとかで発信をしている人で、この人の言葉は自分に響くなと思うような人を見つけてみてください。その人は、きっと自分のロールモデルにもなり得るし、いいなと思った言葉や考えはあなたを移す鏡です。

受験に、はたまた人生に勝つ、負けるという言い方はあんまり好きじゃないけれど、勝っても、負けても、自分を見つめて、向き合った時間の多かった人は、なにか大きなものを得た人だと思います。

自分のペースで、自分と対話しながら、色々学んでいってください。くれぐれも体には気をつけて。

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