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あるある話は最強の説明方法

▼お風呂で「ふー」と息を吐くのは単純に生理現象だった

最近また肌の調子が悪い・・・
皮膚科に行くといつも「ストレスですかねー」と言われる。

これが一番困る。
目で見えない子はやっかいです。


ひとまずリラックスしようと、ひさしぶりに湯船に浸かってみた。

そういや、お風呂に入ると必ず「ふー」っと息を吐いちゃうのはなんでだろう?

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調べてみると、「静水圧で毛細血管が圧迫されて息が出る」のだと。
水の圧だったんだ。リラックスしてたわけじゃないんだ。
(実際湯船につかることでリラックス効果はあるのですが、最初の「ふー」はリラックスして出るものではないということ。)


そもそも「リラックス」するには、自律神経の「副交感神経」とやらを高めることが必要で、自分の意識だけでできるものではないみたいです。

こうなると自律神経のことが気になってきたので、さらに調べてみることにしました。
#そんなこんなで夜更かし
#これが一番リラックス出来ない原因


自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類あって、
交感神経は「アクセル」副交感神経は「ブレーキ」のような役割をしています。

自律神経 交感神経 副交感神経 関係 シーソー3

交感神経が高い時は活動的になり、副交感神経が高い時はリラックスした状態になります。

人の体ではこの2つのどちらか常に優位に立っている状態で、
日中は「交感神経」夕方〜夜は「副交感神経」が優位な状態だと、自律神経が整っていて健康な状態と言えるそうです。


リラックスしたい時は「副交感神経」を優位にすれば、効果的にリラックスができるわけですが、

その代表的な方法というのが、 
▼深呼吸(腹式呼吸)
▼好きな音楽を聴く
▼お風呂
▼バランスの良い食事
▼睡眠 など


こうなると、細かい性格の私は、なぜこれらが副交感神経を刺激するのかが気になってきます。
#そしてまた夜更かし

深呼吸(腹式呼吸)で副交感神経が刺激されて自律神経が整う原理
1)最初に息を吐き切る
2)お腹のスペースが小さくなって、大静脈が圧迫される
3)大静脈が圧迫されると、血液が心臓に戻りにくくなって、心拍出量が減少し血圧が低下する
4)血圧が低下すると交感神経が活性化する
5)息を止めるのをやめると、静脈から一気に血液が心臓へ流れて、心拍出量が増加し血圧が上昇
6)血圧が上昇すると副交感神経が活性化する

はい、むずかしい。


細かいことは一旦おいておいて、
とにかく「深呼吸はリラックス効果がある!」


ということなのですが・・・ダメなんです、昔から。


A=B みたいな説明だと、ふに落ちなくて、ダメなんです。


数学の公式とか「とりあえず覚えなさい」と言われても、
「なんで?」「なんでこうなるの?」って気になってしまって、原理を調べ始めるんですけど、それが難解すぎて結局諦めて丸暗記するという・・・
#これを繰り返してテスト勉強長くなってたな


どんどん話が広がっていきますが、
この説明の「省略の仕方」って、すごく重要なポイントだと思うんです。


最近のニュースでもそうですが、
新しい情報はまだ精査されていないから、説明がどうしても長くなってしまって、1から10まで説明されると逆によくわからなくなってしまいますよね。

だから重点だけ抜粋して、A=Bって言うのですが、それはそれで「なんで?」ってなって納得がいかない。
#人は本当にわがままな生き物です


自分の中にまだない情報だから、1から10まで説明がないと理解ができないということならば、

みんながすでに知っている原理に置き換えることで、なるべく短く腑に落ちる説明をすることはできないでしょうか?


▼みんなが知ってる「あるある話」に置き換える

「深呼吸はリラックス効果がある!」

をみんながすでに知っている原理に置き換えて、なるべく短く説明すると、


●日々のちょっとした変化には気がつかないあるある
忙しくしていると、日々のちょっとした変化に気がつけなくなることがありますよね。
交感神経と副交感神経も常に働いていて忙しなくしているので、日常的なことにはあまり気がつかないんです。
だから普通に呼吸しているだけではあまり刺激されなくて、深呼吸(腹式呼吸)をすると、いつもと違う勢いで血が流れるので、ようやく気がついてくれるんです。

気がついてくれることで、副交感神経が刺激されてリラックス効果が生まれるというわけです。



こう置き換えるだけで、だいぶ覚えやすくてふに落ちるんですが、みなさんはどうですか?



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