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オンラインでも席順がほしい・・・!

▼オンライン講習会の落とし穴

遠方で開催されていて行けてなかった講習会が、
このご時世ということでオンラインで開催されることに!

念願だった講習会!
のはずだったのですが、私は始まって10分ちょっとで退席することに・・・


参加者は50人ほど。
私は初めての参加ということもあり、
基本は「聞くだけ」のつもりでいました。


しかしここで一つ問題が。


「より満足度を上げるために」という主催者側の計らいで、「10人ずつのルーム」に分かれて講習を受ける形が取られていました。


こうなると「聞くだけ」スタンスは取れません。


ひしひしと感じる「何か喋れよ感」
ずっと喋らないでいると「何か振った方がいいかな?」といった目線を感じる・・・
#学生時代これが一番苦手だったな


特に意見もなかった私は居づらさに耐えられなくなり、通信状態が悪くなった瞬間を利用して、
開始10分後に退席するのでした。
#通信制限に助けられる日が来るとは


当初、参加者50人ということで私のイメージでは、

画像1


だったのですが実際は、

画像2

この違い、もう、どえらい違いです。



▼後ろの席の需要

オンラインになったことで、
空間の制限がなくなり、席順もなくなり、
全員最前ど真ん中に座ることができるようになりました。

アーティストのライブであれば最強の神席だし、
会社の会議であれば程よい緊張感があり、
予習してくる人も増えていいかもしれません。


でも講習会の場合は最前ど真ん中がいいとは限らない。


オフラインの講習会の場合、
自分の参加したい参加度に合わせて席を選びますよね。


ガッツリ参加したい時は前の方。
とりあえず聞きたい時は後ろの方。


そうだった。
「後ろの席」にも需要はある・・・!


オンラインで開催する場合も、
参加者の需要に合わせて「席順」を設けた方が、
満足度が上がるケースもありそうです。


▼席順を生かしたイベント

今回のような講習会の場合は、
事前に「マイクありなし席」を用意しておいて、それぞれ講習料も差をつけておくのはどうでしょう。


「マイクあり席」は全員が会話できる範囲の人数にしておいて、
常に講習に参加している状態にしておきます。
(事前に質問を募集しておいて、それを題材に講習内容を作るのも面白そうです。)


「マイクなし席」は基本聞くだけ。
その分、安く気軽に参加することができます。


オフラインの席順を「マイクのオンオフ」で再現する。


これなら参加しやすいですし、
マイクのオンオフが事前に決まっているので、


「マイクオフ=意欲が低い」ではなく、
「マイクオン席が埋まってしまっていたから」
という言い訳ができます。


オフラインの講習会とだいぶ近い感覚になってきました。


オンラインは席順だけではく、
会場の形そのものを自由自在に変えられるようになるので、
お客さんの「参加度」「立ち位置」などを自由に操作できるようになります。


これを上手く利用したら、
オフラインとは違った価値のあるオンラインイベントができそうです!面白い!


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