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【カメラ#1】 Leica DⅢ …ライカの真髄はバルナックにあり!

フィルムカメラの革命は、ここから始まった!


Leica DⅢ(1934年製)

仕事でも「ライカで撮ってください、それもフィルムで!」なんて注文、まるで減りましたよ。www 
それでもいいんです、ライカの出番は作品作りで活躍します。

フィルムのライカではM3が定番なのですが、M型の前、バルナックライカと呼ばれるシリーズは、実にカメラ好きの心を捉えますよ。機種を選べば、昔から比べれば信じられない価格で安く手に入り、初心者でも買いやすいですね。

まず、とにかく小さいので、旅行撮影で重宝します。最初に旅行のために作られたようなものですから。当時このコンパクトさは革命だったと思いますよ。レンズもスクリューマウントで小さいですよね。


エルマーと呼ばれる超小さい50mm標準レンズ。
沈胴式レンズで、使わない時はこの状態からレンズが引っ込む!

電池を使用しない完全メカニカルなカメラだから、金属でできたボディの手触り感、チャチくない重さ、パーツの精巧さなど、機械好きの方にはたまらんと思います。


シャッターダイヤル、シャッターボタン、巻き上げツマミなど、
いい機械の味出してますね。

このカメラ、かなりカメラをいじってる猛者でも「ほい!」っと渡されたら、ボディを開けることも、フィルムを入れることもできないかもしれません。日本の一眼レフだけ使ってた人にとって、その差を感じて欲しいですね。


ファインダー、フード 、フィルターなど楽しいアクセサリーが多いが、
レンズより高額だったりする。www

自分は某浅草にあるライカで有名なお店で入手しました。その理由は、カメラがキチンと整備されて売られているからです。バルナックライカだけではなく、ハッセルブラッド やニコンなどでも整備/調整したカメラでなければ使い物になりません。

バルナックライカ、若い人にも使ってもらいたいなぁ〜。

続く…

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