見出し画像

祭りの中は不謹慎な安心で包まれている

2022.11.24(木曜日) stay up all night

さて、騒ぎ疲れた朝は晴れていた。
昔からそうだった。夜遊びした次の日はどういうわけかこれみよがしに晴れていた。

夜遅くまで飲んだり喰ったりしてたので胃がもたれていて食欲がない。
朝ごはんはお粥を作って食べた。
夫は一睡もできなかったらしい。
それほど昨夜の日本戦はおもしろい試合だった。
昨日行われた4試合の中で日本戦が一番面白かったのではないだろうか。

改めて森保監督はああいう穏やかそうなごく普通の外見をされていながら頭の中がキレッキレの策士で素敵だ。外見と中身のギャップがある人に私は惹かれがちだが、今回も惹かれまくった。
今夜も夫は眠れないだろう。私は昼寝をして不足分を稼ぐつもり。サッカー大好き夫婦のお祭りはまだ始まったばかりだ。

祭りの最中だけど日常生活は続くわけで、銀行に出かけたり買い物に出かけたりする。
狭い道を歩いている時に、前から歩いてきた若いカップルの男性の方とぶつかりそうになった。私が「おっと…」という感じでにうまい具合に避けてぶつからなかった。そのまま通り過ぎるかと思いきや、私の横でその男性が立ち止まった。文句でも言われるのかとドキッとしてたら、胸の前でごめんねという感じで手を合わせて「ゴメンナサイ」とカタコトの日本語であやまってくれた。私は「大丈夫です」と言ったら、男性はニコッと笑って去って行った。
なんて紳士的な男性なんだろうとびっくりする。
たぶん言葉の感じと見た目から韓国人だと思った。
最近、韓国人男性が日本人女性に人気があるのはこういうことなのかなぁと思う。

帰りに紀伊国屋書店に寄って『暮しの手帖 12~1月号』を買う。
年の最後に出る暮しの手帖には付録でカレンダーが付いてくる。それが楽しみで毎年買っている。今年は植田 真さんのイラストのカレンダー。昨年の山口 一郎さんのイラストも素敵だったけど、今年のも可愛らしい。
こういう素敵なカレンダーを手にすると早く来年にならないかなと思う。
最新号の暮しの手帖のテーマは『思い通りの人生なんて』なんて興味深いテーマんなだろうと改めて感心する。
ささめやゆきさんの言葉で『思い通りにいくって、案外つまらない』とある。とてもよくわかる。何かの角に頭をぶつけたことのない人って味わいがないもの。

お昼ごはんを食べながらテレビを見ていたら、カタールからの生中継で日本人サポーターにインタビューしているのをやっていた。そこに、なんと、知ってる人がインタビューを受けていた。それもものすごい変な格好をして...
それを見て楽しそうだなと思ってひとりで大笑いした。
「変な格好でテレビに出てたね」とLINEを送っといた。






読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。