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ひょいひょいと 公園を歩く

2023.9.28 (木) walk in the park


さて、昨日の思いも虚しく起きたのは6時過ぎだった。
結局、何か絶対的なことがあるとか誰かに起こされるとかしないと早起きは無理だということが1日にしてわかった。
私はすぐ自分が出来ないことをやっている人を見ると、私もやってみようかなと思ってちょっとやってみるのだけど、出来ない。その方々は長年の経験などからそれが一番いいと思ってやってらっしゃるのだろうから、昨日今日思いついて真似できるはずはないのだ。
もう知らない誰かの生活に憧れることはやめよう。
私は私の生活をする。
そこから何かが生まれればいい(生まれないかもしれないけど)

少し遠回りをして公園を通ってスーパーに行く。
この公園は銀杏の木がたくさん植えてあるのだけど、今年は銀杏の実がびっくりするほど少ない。毎年落ちた実を踏まないように歩くのに難儀するのに、今日見たら数えるほどしか落ちてない。これも猛暑のせい?
空を見たり、気を見たり、足元を見たりとひょいひょいと歩く。
胸を張って、腕を振って、しゃかしゃかウォーキングしている年配さんに何度も追い越される。
公園を通って行くとなると、公園を出たところにある小学校の横を通ることになる。ちょうど給食室の横を通るのだけど、ものすごくいい匂いがする。すごく懐かしい匂いでふわぁ〜とした気分になる。
時代は変わっているのに給食室の匂いって同じなのが不思議。いつもその匂いを嗅いでいる子供たちはどうってことないのかもしれないが、久しぶりに嗅ぐとたまらなくいい。
帰りもそこを通ってまた匂いを嗅ぐ。
やっぱりたまらない。
帰宅時のエレベーターの中で知らない人に時候の挨拶をされた。
話を合わせて私も挨拶をする。
エレベーターを降りてから「えっと誰だっかな?」となる。
私って知らない人によく話しかけられる。そういう顔をしているのかな。
ぼんやりで隙だらけ顔だからなぁ。

昨夜遅くに、例のお別れの手紙の相手からLINEが来た。
『素敵なプレゼントありがとう』という簡単なもので少しほっとしたのだが、最後に『時間がある時にまたゆっくりご返事します』と付け加えられていた。
ちょっと怖い。
私のことなど『ふんっ、何よあの人』って感じで無視してほしかった。
と…思ってはみたが、そういう思いも身勝手な自分の保身だなと思う。
少し怖い思いもしなきゃダメだ。

今日も暑うござんした





読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。