2023.10.21（土）  bookstore crabs and  soft-serve ice cream…

蔦屋書店に行った。
いつも本を買うときは紀伊国屋書店に行くのだけど、蔦屋書店で開催されている「はじめての詩歌vol.4」フェアを見るために行った。
その中に知人の本が展示されているからだ。
彼女とは、若い頃バイト先で一緒だった。休憩中にはいつも何かしらの本を読んでいて、書籍に関しては鋭い視線を持ってる人だった。見た目もちょっと独特な雰囲気を持って、川柳作家になったというのを知ったのはバイトを辞めてからのこと。
『本が出版されました』とお知らせをもらってから毎回買っているが、
今回も素敵な本を見ながら「はぁ立派になったわね」とまるで母親のような気持ちでそれを眺める。
ここで紹介したいのだが、本人に紹介文を書いていいかの許可をまだ取っていないので許可が下りたら紹介したいと思う。

＊

蔦屋書店の帰りに阪神デパートに行ってお昼ごはんを食べようと思ったら卒倒するほどの人の多さで断念。ふと見た先に「北海道展開催中」のポスターがあり、ちょいと美味しいものでも買おうかなと思って催事場に上がる。
カニか寿司かを土産に買って帰ろうと希望に胸膨らませて会場に入ったが、ここもまた秒で卒倒。
そうだ、私はこういう催事に来てはいけない人なのだ。
人をかき分けかき分け前に進めない人なのだ。
遠くから人の頭越しにカニや寿司を眺める。
ソフトクリーム屋さんが空いていて、近くで食べている女子たちが「美味しい、美味しい」を連発しているので私も彼女らの横で立ち食いする。
旨い。
「やっぱり北海道のソフトクリームは違うね」などとそれっぽいことを思いながらぺろりと平らげる。

梅田の街を歩きながら冷たい風を頬に受ける。
この冷たさは嬉しくて仕方ない。
帰宅したら夫と猫は昼寝中。
あぁ〜あと思って私も参加する。