ビールとpeenats

ビールとaikoさんが好きです

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最近の記事

I'm feeling blue (because of jet lag)

2週間ほど更新が空いてしまいましたが、みなさんお元気にしていましたでしょうか。実はこの2週間の間、アメリカ東海岸の某都市に出張に行っていました。 当然ながら、海外に行くのはコロナが始まってから初めてで、実に3年弱ぶりの海外。リスニング力が落ちた気がするし、それ以上に英語圏のノリというものを完全に忘れてしまっていることを痛感する。 まあ、「英語の様」というか英語なんですけど。 さすがにアメリカ人が英語でいろいろ伝えてくることを「手段をはき違えている」とは思わなかったけど、

    • 東京グラフィティ

      ここが東京だ ここで跳べ この落書きをとある橋脚に見つけたのは、週末に多摩川左岸をジョギングしている時のことだった。黒いスプレーで乱雑に書き殴っただけのその文字列には、芸術性のかけらも権力への反骨も感じられなかった。それでも、なぜかこの落書きには僕の心に訴えかける不思議な力があった。この落書き犯は、いったい何処からこのフレーズの着想を得たのだろうか。原題のイソップ寓話かもしれないし、あるいは犯人はこの二十一世紀においてなおマルクスを信奉しているのかもしれない。もちろん、そん

      • メタモルフォーゼの縁側

        最初の投稿で書いた通り、僕は今年に入ってドラマにはまった。その時の投稿では書かなかったけど、理由は簡単だ。僕は、とある女優の推しの沼に落ちたのだ。 明らかに沼落ちしているという感覚はあった。まるで「泡のような愛だった」の2曲目、「染まる夢」のようだった。 その一方で、自分でも自分の身に何が起きているかわからない、という戸惑いも大きかった。 家の茶の間には、これまで頑なに買うことを拒否してきたテレビとBlu-rayレコーダーがいともあっさりと導入されたし、雑誌特集のオフシ

        • こんなに早く夏が来る

          最近急に暑くなってきましたが、みなさんお元気ですか?Love Like Rock Limited vol.2 の東京公演が無事当選してほっとしているビールとpeenatsです。 僕は職場の近くのカフェがやっているコーヒーのサブスクプランに入っているので、昼休みにそこにコーヒーを買いに行くのが日課になっている。そのサブスクプランに入ったのは、ちょうど一年くらい前のことで、なんか昔の乃木坂46の歌みたいだな、と思う。 半月くらい前の東京ははっきりしない天気が続いていて、暑くな

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          カブ&ムシ&かばん

          最初の投稿で書いた通り、去年までドラマはほとんど観てこなかったけど、お笑いは結構好きだったから、ナイツの独演会とかラジオはずっと聞いてきていた。だから、世間では色々いう人もいるけど、マセキ芸能社つながりで狩野英孝も昔から好きだった。 だからというわけではないけど、今年のゴールデンウィークの最後の数日は、ずっとYouTubeで「千鳥のクセスゴ」の狩野英孝の動画を見ていた。ああ、なんてゴールデンウィークにふさわしい贅沢な時間の使い方。ゆずがノリノリで共演する「EIKOの架橋」、

          カブ&ムシ&かばん

          まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどいので舌打ちをしてしまう

          幸運なことに今の僕からは信じられない話だけど、子どもの頃、体が弱くて入退院を繰り返していた時期があった。だから、僕はaikoの曲の中でも「舌打ち」が結構好きだ。 一般的には恋の病と言われる病気のことを、心が巣くうと表現しているのも僕はとても好きだ(aikoファンだから、僕はこの病気のことを「愛の病」というけど)。 もちろん、この舌打ちという曲、病気が主題なわけではなくて、素直に伝えたいことを伝えられなくて回りくどい言い方をしてしまう、そんな自分に舌打ちをしている、という内

          まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどいので舌打ちをしてしまう

          関ジャムaiko特集!

          関ジャムで、ファン待望のaiko特集ありましたね! 選者の皆さんの愛が伝わってきて、1時間あっという間でとても楽しめました!オーイシマサヨシさんの「Amの奇跡」とか、長屋さんの「aikoというジャンル」とか、みなさんの名言製造マシーン感が半端なかったです。おかげさまで一ファンとしても見ていてとてもすがすがしい、幸せな気分に浸れる番組でした。 と、いろいろと感想はあるんですが、本当は、ヒゲダンの藤原さん以外手加減したんじゃないかなと思うんですよね。ファンが手加減しなかったら

          関ジャムaiko特集!

          赤いランプ(連休明けモード)

          連休はあっという間に終わってしまった。連休明けの体と気は重いから、心を奮い立たせないととても出社できない。だから、ちいかわに出てくる「労働の鎧さん」のように心の中で鐘をがらんがらんさせている(労働の鎧さんは下のツイートの右上の人です)。 それはともかく、久々に会社に出社したらなんか違和感があった。最初は単に連休からの社会復帰に時間がかかっているだけなのかと思った。でも、連休中に溜まったメールを整理し終わっても、部署のミーティングが終わってもその違和感は消えなかった。 その

          赤いランプ(連休明けモード)

          時をかけてねがう夜

          こんにちは、ビールとpeenatsです。ゴーワタナベ(GW)も早くも中盤ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。僕は、先週リリースされたaikoのニューシングル「ねがう夜」初回限定盤についてきた無観客ライブのブルーレイを見たりして過ごしています。副音声のaikoのトーク超おもろい。 そして今は、グレン・グールドの「ゴルトベルク変奏曲」を聴きながらこの記事を書いています。 *** もしかしたらお気づきの人もいるかもしれませんが、僕は記事を水曜の夜にアップするようにしてい

          時をかけてねがう夜

          【クラフトビール巡り】Tap & Growler

          ゴーワタナベ(GW)、始まりましたね。僕のGWは、渋谷のタワレコのaikoコーナー巡りから始まりました。ねがう夜はAmazonに配送してもらったけど、それでも渋谷のタワレコまで行って、スタッフさんの愛があふれた売り場を見るのはとてもいいものです。 空は雨模様だったけど、せっかく渋谷まで来たので、下北沢にも足を延ばすことにした。先日「明け方の若者たち」の記事を書いたばかりだったので、何となく井の頭線に乗るのも悪くないな、と思ったからだ。 下北沢に来たのは何年ぶりだろうか。た

          【クラフトビール巡り】Tap & Growler

          二時頃の若者たち

          aikoを好きになる男性は多い。有名人だけでも、安田顕さん、King & Princeの高橋海人さん、織田信成さん。KingGnuの井口さん、Official髭男dismの藤原さん、川谷絵音さんなど、ミュージシャンの中にもファンは多い。 僕にとってみれば、男性がaikoファンになることは自然の摂理のようなものなので、男性aikoファンという存在に何の疑いも持ってこなかった。でも、ある一定の人たちにとって、男性aikoファンというものは非常に不可解な存在であり、考察すべき対象

          二時頃の若者たち

          【クラフトビール巡り】麦酒屋るぷりん

          aikoかビールのことを書くというコンセプトで始めたnoteなので、そろそろビールのことについても書こうと思う。 土曜は日中のうちに、家事やら平日のうちにたまった細々とした事務作業やらを片付けるのが習慣になっている。そして、都心でしかできない買い物の用事があれば、夕方に家を出て、買い物を済ませてからクラフトビール屋に行く。買い物の用事がない時は、夕食時に合わせて直接都心のクラフトビール屋に行く。 麦酒屋るぷりんに行った週末は用事があって銀座に出ていた。もちろん、東京駅や新

          【クラフトビール巡り】麦酒屋るぷりん

          続・メロンソーダのこと

          noteを始めて数週間が経って、他の人たちのnoteの記事もよく読むようになった。そして、僕はとても単純で至極まっとうな事実に気が付いた。多くの人は、最初の記事で自己紹介や、noteを始めた理由について書いているということに。 一方の僕はと言えば、何の自己紹介もなく、友達がくれたドラマのDVDを観てaikoのメロンソーダを思い出したことを書いた。 唐突だ。唐突すぎて、2つ目の記事から読んでしまったのかと、読者を少し焦らせたのではないか。そう、今さら心配になった。だから、今

          続・メロンソーダのこと

          上白石さんと白石さん。それから初恋のこと

          タイトルにある上白石さんは萌音さんではなく萌歌さんのことで、白石さんは麻衣さんではなく聖さんのことだ。ここまで言えば、本格的なaikoファンの皆さんは、これから僕が何の話をしようとしているか分かると思う。 そう、キリン午後の紅茶「落ち着け、恋心。」だ。 aikoの曲は何度もCMタイアップ曲になっているけれど、カバー曲としてCMに使われたのは、記憶にある限り、この午後の紅茶のCMしかない。 南阿蘇の清流に素足を入れながらカブトムシを歌う上白石さん。彼女は井之脇海演じる野球

          上白石さんと白石さん。それから初恋のこと

          メロンソーダのこと

          最近、訳あって人生でこれまでにないくらいドラマを観ている。2004年から2021年までの20年弱で観たドラマは思い出す限り「半沢直樹」の1本だけだった僕が、だ。僕は2003年に(藤木直人と上戸彩が出ていたほうの)「高校教師」を観て、文字通り人生が変わるくらいの影響を受けてしまって、それ以来、なんだかドラマを観ることに価値が見いだせなくなってしまっていた。それで、親元を離れてからもずっとテレビすら買わずに過ごしてきた。だから、僕の中では「逃げ恥」も「あまちゃん」も「おっさんずラ

          メロンソーダのこと