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日本にブルワリーはどれだけあるの?

こんにちは!
クラフトビール初心者、ビールの縁側運営スタッフ”あっすー”です!

このシリーズでは、
クラフトビール初心者だけどクラフトビールが大好きなあっすーが
この業界に入って驚いたことや新発見などをお伝えしていきます!

ド初心者の新発見なので全然「ウラ話」じゃないかもしれませんが(笑)、
意外と知らないこぼれ話もあるかも!?

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1994年の酒税法改正に始まり、盛り上がりを見せてきたクラフトビール(地ビール)。

今年は2024年ということで、酒税法改正当初に立ち上げられたブルワリーさんなどでは30周年イヤーを迎えられるところも多いのではないでしょうか。

近年”クラフトビールブーム”という言葉も聞くようになり、街を歩いてみると「あれ?こんなところにブルワリーあったっけ??」と気が付く機会も増えたように感じます。

ところで、クラフトビールの始まりから30年近く経つ今、日本にクラフトビールブルワリーはどのくらいあるかご存知でしょうか?

今回は『業界ウラ話』というほどではありませんが(笑)、クラフトビール業界では当たり前に皆さん知っている、日本全国にあるクラフトビールブルワリー数に注目してみたいと思います!

断言できます!!!
皆さんが知らないブルワリー、まだまだあります!!!

ぜひ次の旅行先やビール選びの参考にしてみてくださいね♪


▼ビールの縁側はこちら


日本にあるブルワリーの数

早速ですが、
日本にあるブルワリーの数、どれくらいあると思いますか???

答えは…

約800か所!!!!(2024年1月現在、あっすー調べ)


日本にある大学の数が約800校※と言われており、今の勢いだと1~2年の間にはあっという間に抜いてしまうかもしれません。
(※文部科学省/学校基本調査 / 令和5年度 高等教育機関 学校調査 学校調査票(大学・大学院)より)


Googleマップで見てみるとこんな感じ。

エリアがもっと偏っているのかと思ったら意外とそうでもなく、本当に全国にまんべんなくブルワリーがあるのが分かります。

最北端は北海道・美深町、最南端は沖縄・石垣島!
なんと、小笠原諸島にもブルワリーがあるんですね!

こうやって見てみると、全国津々浦々とご当地ブルワリー巡りをしてみたい気分と途方もない時間がかかりそうな絶望との葛藤が始まります…(笑)
(始めちゃったら絶対全部クリアしたくなるタイプ…)


エリアごとに見てみる

北海道エリア

大きな観光地や幹線道路の近くにありますね。
北海道全体に広がっているので全て訪れるのはかなり時間がかかりそうですが、北海道をドライブしながらじっくり楽しむのもありですね。
(お酒を飲む場合はそのまま運転はNG!必ず1泊の予定にしましょうね!)


東北エリア

やや仙台周辺が多いでしょうか?
東北ではホップの名産地が多く、美味しいホップを使ったクラフトビールブルワリーさんがたくさんあります。
もちろん日本酒も有名なので、お酒好きさんにはたまらない地域ですね!


関東・東海・北陸エリア

関東はクラフトビールの激戦区!
関東エリアだけで全ブルワリーの1/3に当たる約250ほどのブルワリーがあると言われており、東京・横浜などの中心部だけでなく、関東全域に広がっています。
観光地のお土産などで愛されるご当地ビールはもちろん、ごく普通の住宅地に突然現れるおしゃれなブルワリー、ビン・缶などの製造が無くお店でしか味わえない地元密着の激レアブルーパブなど、関東に住んでいても知らない間にどんどんブルワリーが増えていっています。

東海・北陸では、『地ビール』と呼ばれる歴史あるブルワリーから新進気鋭のブルワリーまであり、クラフトビールの温故知新を楽しむ旅もおすすめです。
新幹線で行ける場所にもたくさんあるので、1日で気軽にクラフトビールのハシゴ旅ができちゃうところも良いですね!


関西・中四国エリア

関西エリアも関東と同じくクラフトビール激戦区。
関西2府4県で約100か所ほどのブルワリーがあります。

関西エリアはもちろん、中四国エリアでは山陰、瀬戸内エリアなどでご当地の食材や地域に合わせたビールが造られているので、エリアごとに異なるビールの味わいを楽しんでみてくださいね!


九州・沖縄エリア

最後に、九州・沖縄エリア。
全国的にはまだまだ数は少ないものの、多くの観光地となっている地域ではブルワリーがあるようです。
特に海沿いの地域に多くあるようなので、新鮮な海鮮と合わせたクラフトビールの美味しさを新発見できそうです!

全国に足を運べない…!というあなたに

さぁ、ここまで見てきて、
「こんなにあるなら全部は味わえないなぁ…」と絶望の方が勝ってしまった皆さん!(笑)

『ビールの縁側』をご存知でしょうか?
(急にCMスイッチONでスミマセン…)

『ビールの縁側』では日本全国のクラフトビールをブルワリーから直接購入することができます。

ビールの縁側オリジナルの『飲ん樽サーバー』で購入いただくと、特殊な構造のおかげでビールの鮮度を落とすことなくお届けできるので、ご自宅にいながらお店の味が楽しめます。

お店の味がそのままお届けできる特徴を活かして、店舗でしか出していない限定ビールの販売もあるので、お店にはなかなか行けないよ!というエリアにお住まいの方にもぜひお好きな場所でお店の味を楽しんでいただければと思います。

ビールの縁側は日本のクラフトビールECでは最大級の約80ブルワリーとの提携がありますが、全国のブルワリー数と比べるとまだまだですね!

これからも全国の味をお届けできるように邁進してまいりますので、あたたかい応援をいただけますと幸いです。
取り扱ってほしいブルワリーさんなどがあれば、ぜひぜひ教えてくださいね!


クラフトビール人気は実はこれから

今回は日本にあるクラフトビールブルワリーに注目してご紹介してみました!

2024年現在、日本には約800か所近くのブルワリーが存在すると言われていますが、実は新規ブルワリーの数はこの3~5年で急激に増加しています。

「クラフトビールブームが来ている!」なんて声を耳にするようになりましたが、まだまだ醸造所は増え続けており、今後も新しいクラフトビールに出会える可能性は広がっています。

私個人として、クラフトビールの面白さは、素材・環境・造り手などの多種多様な組み合わせで無限の味が広がっていくことだと思っています。

”クラフトビールブーム”と言ってしまうと、今できているたくさんのクラフトビールの味もいつかは消えてしまうかもしれない可能性にさらされてしまいます。

どこまでも無限に広がるクラフトビールの味を楽しみ続けるために、クラフトビールファンはもちろん、お酒好きの人たちの間で”ブーム”という形の一過性の楽しみ方ではなく、クラフトビールを当たり前の選択肢として根付かせられるよう守っていけたらいいなと思っています。
(ビールの縁側スタッフとして、クラフトビールのいちファンとして。)

これからも一緒にクラフトビールを楽しんでいきましょう!


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