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お酒を飲むとなぜラーメンが食べたくなるの?

お盆期間はいっぱい飲んで、いっぱい食べて、ゴロゴロしていたらあっという間に『お盆太り』してしまいました…

でも、お酒を飲むと食欲が増してどんどん食べたくなるのはなぜだろう…???

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こんにちは!
クラフトビール専門ポータルサイトを運営しているビールの縁側です。

冒頭から耳が痛い話をしてしまってすみません(笑)

クラフトビールに限らず、お酒を飲むとついつい食べ過ぎてしまったり、〆にはやっぱりラーメンでしょ!という方も多いのではないでしょうか?

お酒を飲む前には「ダイエット中だから!!!」と思っていても、気づけば食べ過ぎてしまうというお酒好きの七不思議の1つ…

決して自分の意志が弱いことだけでは原因ではないはず!!!!

という、自己肯定をするために(笑)、
今回はお酒を飲むと脂っこいものが食べたくなる理由を考えてみます!

これを知ると、美味しくお酒を飲みながら健康にも気遣えるかも?


お盆休み中にちょっと食べすぎ&飲みすぎてしまったよ~という方も、
ガマンしすぎず、美味しく、楽しくお酒を飲むために、
食欲をコントロールする方法をぜひチェックしてみてくださいね♪


※今回の内容は個人の見解です。学術的な根拠に基づいたものではなく、個人的願望も含んでいることをご理解くださいませ。。。


▼ビールの縁側はこちら



1. はじめに

お酒好きにとって、お酒と一緒に食べるご飯は何より格別。
お酒の種類に合わせたおつまみやおかずなら、この上ない至福の時間ですよね。
お酒と楽しむ食事、というのは気持ちの面でも幸福度が高まっていますが、実は身体的にも影響が起きているのだとか。

アルコールは神経系に作用する効果があるため、脳から快楽を感じる物質が放出され、「楽しい」「幸せ」という気持ちになりやすいそう。
さらにアルコールは味覚や嗅覚を刺激するため、通常時よりも食べ物を美味しく感じられるようになって食欲が増すといわれています。

2. 味覚と香りの変化

アルコールを摂取すると、一時的に舌の感覚が敏感になるのだとか。

一杯目の乾杯ビールがとーっても美味しく感じるのはこのせいでしょうか?
(まだアルコール摂取できていない気もしますが(笑))

舌が敏感になると、食べ物の味がはっきりと感じられ、特に塩味や甘み、酸味などを感じ取りやすくなるため、普段は気付きにくい食材本来の味わいまで感じられ食欲が増してしまうようです。

また、同時に嗅覚も敏感になるため、食べ物の香りがいつもより鮮明に感じられて食欲を刺激するそう。

焼き鳥や揚げ物などの香りが魅力的なおつまみが美味しく感じられるのは、まさにここに理由がありそうです…。

3. 血糖値の変化

アルコールが体内に入ってくると、肝臓はアルコールの分解を優先していまい、食事で摂取されるはずの糖の分解を後回しにしてしまうそうです。
また、アルコールの分解自体にも糖を必要とします。

つまり、アルコールの分解を優先したことによって体内の血糖値が急激に低下してしまい、食事をしているにもかかわらず空腹状態と同じ低血糖となっている場合があるのです。

こんな状態だと、どれだけ食べても身体は飢餓状態と感じて「もっと食べなきゃ!」となるのも頷けます。

お腹いっぱい食べて、飲んだ後に、まだハイカロリーなラーメンが食べたくなるのは、身体が必死になっている状態だったんですね。

4. 脂っこさへの欲求増加

アルコールを摂取すると、脳内の報酬系と呼ばれる神経系が活性化され、快楽をもたらす神経伝達物質である「ドーパミン」の放出が増加します。

ちょっと専門的でイメージしづらいでしょうか?

つまり、脳内で幸せを感じる物質がドバドバ出ていて、文字通り「ハッピー!!!」になっている状態ですね(笑)

実は、これと同じ状態が脂っこい食べ物を食べた時にも起きるんだそう!

お酒を飲んでハッピー!になっている人の身体を考えてみましょう。

楽しい食事の時間も終盤になってきて、身体の中のアルコールが少し落ち着いてくると、

「あれ?せっかくハッピーになってたのにもう終わり??もっとハッピーでいたいのに!」

となりますよね。

そんな時に浮かぶ選択肢が「もう一軒!」か、真っ暗な道にほんのり浮かぶ赤ちょうちんとこってり脂の香りがする「〆のラーメン」となってしまうようです…。(トホホ)

5. 心地よい温かさへの欲求

寒ーい季節に、あたたかい部屋でしっぽりお酒を飲む。
こんなお酒の楽しみ方も四季のある日本ならでは、ですよね。

そう。
人は、寒い時には温かさが恋しくなる生き物なのです。。。

寂しい時に文句も言わず、
ただそばにいてくれる…あなた(酒)。

変わらぬ愛情で温めてくれる…あなた(ラーメン)。

どちらも捨てがたい存在であるのは言わずもがなです。

6. お酒はガマンした方が良い?

ここまでくると、お酒と〆のラーメン(または脂っこい食事)は本能レベルで切っても切り離せない存在だと再認識しています(笑)

じゃあもう大好きなお酒はガマンするしかないのでしょうか…?(涙目)

いえいえ!
捨てる神あれば、拾う神あり!(使い方あってる?)

これまでご紹介したような、身体に負担をかけてしまうお酒の飲み方を防ぐ方法があるんです!


はい!!こっからテストに出ますよ~!
ここだけでもしっかりチェックしてくださいね~!(笑)


秘伝その1/飲む前に軽く食べる

まずは飲酒によって低血糖状態を引き起こし、ラーメン欲を暴走させないために、飲む前に軽く食べて血糖値をキープしておきましょう。

できれば、長時間血糖値を安定させてくれて、食物繊維が多い玄米おにぎりなどがおすすめです。

秘伝その2/水を一緒に摂る

お酒を飲む際に水分を一緒に摂ると胃の中でアルコールの濃度が薄められ、実質的にアルコール度数が下がります。

また、水分でお腹がいっぱいになるため、必要以上に食事やお酒が進むのを防ぐことができます。

秘伝その3/カリウムの多いおつまみを食べる

お酒によく合うおつまみは脂っこいだけでなく塩分も多くなっています。
「カロリーを気にしてヘルシーなおつまみを食べていたのに太ってしまった…」という場合は、実は塩分によるむくみかも?

また、塩分の強いものはのどが渇いてお酒が進む原因にもなります。

おつまみの1つに野菜や海藻を使ったものを取り入れるようにすると、翌日以降に持ち越さないようにできますよ!

8. まとめ

今回は「お酒を飲むとなぜラーメンが食べたくなるの?」というテーマで、お盆太りの罪悪感を解消する内容をお届けしました(笑)

憎き本能によって、お酒を飲むと脂っこいものが食べたくなるのは分かったものの、いつもいつも本能に負けていると身体が持ちません。。。

でも大好きなお酒や、大切な人と囲む食事は楽しみたい!

お酒好きならきっとあるあるなお悩み(ワガママ?)ですが、少しでもガマンせず美味しくお酒を楽しめるように、今回の記事が参考になれば幸いです!


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