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サービスの本質塾

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日本では長らく「お客様は神様」的な偏ったサービス感が広がり、現場の最前線で頑張るスタッフが苦しんでいます。「サービスの本質塾」では本来あるべきサービスの価値や考え方を発信していき… もっと読む
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2019年1月の記事一覧

ルームシアターになるホテル

枕もとにコンセントとUSBポートがある、スーパーホテルプレミア銀座。 部屋は驚異的な狭さで、荷物を広げる場所すらありません。それでも、このホテルの口コミ評価が高いのは、「割り切って捨てる」決断をして、顧客セグメントをしっかりと行っているからでしょう。 大浴場があり、湯河原から天然温泉を運び込み、朝食は朝から金目鯛の煮付けが選べる。ベッドの寝具にはこだわりがあり、枕も選べる。 一方で、部屋は限界まで狭く、部屋の鍵もなく暗証番号であける。(鍵を作るコストや紛失リスクがなくマ

枕もとで充電が出来るホテル

写真はスーパーホテルの枕もとのコンセント。私の個人的な意見ですが、見掛け倒しの慇懃無礼な「おもてなし」よりも、枕もとにコンセントやUSBポートがあるホテルの方がサービスの本質を良く分かっていると思うのです。 サービスって、「次、また使うか」との視点で見たとき、自己満足的な接客をされるよりも、ストレスフリーなサービスの仕組みがあるところにまた、戻って来たいと感じるものです。 平成も終わろうとしている今日、まだ昭和の価値観でサービスしていたら、生き残れないのは明白です。 我

アラスカのウーバー

アラスカ州フェアバンクスにも2年前からウーバーが登場。市民の足として活躍しています。 フェアバンクスは路線バスなどが脆弱で、自家用車かタクシーしかなかったので、ウーバーの登場は市民生活の利便性を高めるでしょう。 雪国のウーバーは車もゴツい。

コンセントが嬉しい

お客様は神様なんかじゃない

アラスカからの帰り、デルタ航空のフライトでシアトルに向かい、一泊して翌日昼の成田行きで帰国するスケジュール。 チェックインは事前に済ませてあるので、空港では荷物を預けるだけ。 それでも、何かあるといけないので、ホテルを早めに出てフェアバンクスの空港に向かった。 小さな空港なので、カウンターも空いていた。手荷物検査も問題なく通過し、すべては順調に進んでゲートへ。 これから4時間かかるフライトも、アメリカ国内線なので機内食はなく、ゲート近くのカフェで、簡単な昼食を済ませた

オーバーブッキング続報

今晩のデルタ便でロサンゼルスへ向かうのですが、24時間前のウェブチェックインでは良い席がありませんでした。理由は航空会社のオーバーブッキング。 今の段階で、少しでも良い座席を確保出来ないかと、再度パソコンを開きました。もともとお客様とはバラバラで座席が離れていましたが、前方のプリファードシートなる座席に勝手にアップグレードされていました。 昨日は「今ならお二人で48,000円!」とAI君が連呼していた座席です。(お金は払っていません) そして、もうオーバーブッキングも、

オーバーブッキング

今晩からアラスカに行くので、昨日、デルタ航空の事前チェックインをウェブサイトからしようとしたら、デルタが指定していた座席は通路でも窓でもなく、全員がバラバラ。 で、通路側は12,000円プラス、前方席は24,000円プラス、ビジネスへのアップグレードは12万円プラスなどと、やたらアップグレードを勧めて来るので、これはかなりオーバーしているなあ、と画面を先に進めると、やっぱり! デルタ航空お得意の「ボランティア大募集」。このフライトはちょっと売りすぎちゃったから、ボランティ

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ベクトルの合わせ方

私は小さな旅行会社を経営していますが、お客様と私たち(旅行を作る側)が対立構造になるのはおかしいし、損得や駆け引きで付き合う関係など、私は嫌です。「この旅行をどのように成功に向けていくのか」というベクトルがお客様と私たちの間でぴったりと合っていることが大切です。このベクトルを合わせる作業は、業種や規模の大小にかかわらず、とても大切だと考えています。動画があなたのお仕事の参考になれば幸いです。2019.1.17.(201)

いらっしゃいませより、こんにちは。

御殿場インターの近くに「たから亭」さんがあります。チャイニーズダイニングと銘打って、創作中華を提供しています。 昨日、旅の途中にお客様とランチでお邪魔して、それはそれは、どの料理も一品一品が美味しかったのですが、明るい店内の空気感が素敵でした。 お店が明るいというのは、 採光の工夫で明るい店内、壁やインテリアの色調が明るい、スタッフの表情が明るい、などの要素が重なり合ってお店が明るいと感じるのですが、私がもう一つ感じたのは、 お客様の表情が明るい ことでした。食べて

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教えてくれてありがとう

法律に触れているようなクレーマーは断固撃退すべきですが、一般的なお客様からのクレームには「申し訳ございません」と慇懃無礼に謝って受け流すのではなく、「言って下さりありがとうございます」と口に出してみてください。