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シン・エヴァンゲリオン感想

やっと見てきましたシン・エヴァ。この記事書いてる時点で既に50億円突破だとかで大ヒットおめでとうございます。でも私は出遅れて小冊子みたいなやつは手に入りませんでした。そしたら27日からはキャラカードが入場者特典として配布されるとか言う話が出ており、ちょうど狭間になってしまってなんだか損した気分ですアイテテテ。まあそれはそれとして行ってみましょうか、感想。

※注意:キャッチ画像には本文のネタバレが若干含まれますが、本文には映画本編のネタバレはありません。ただし、オチの「印象バレ」はありますので、それを気にする方にはご注意です(実はこれって”エヴァ・カルト”に入信済みの方は問題ないけどむしろ「話題作だし一応見とこうか」みたいなライト層こそ先入観持ってしまう可能性があり、読まないほうがいいかもしれません)。

ネタバレ回避の感想

・作った方:「希望ー…!」とかなんとか言って紙飛行機フワッと飛ばしたみたいな感じで気持ちよくなってる

・見る方:投げっぱなしジャーマン喰らったあとフォールせずに勝ち誇った表情でリングを立ち去られてしまったみたいな気分

・しかもこうなることを読み切って作っているのが見る方からもわかる感じが余計に腹立つ

・なんかあちこちに「これは結局お話だからね?」みたいなエクスキューズがたくさん散りばめられていてギャグっぽく見せようとしていたりするのが一般人からすると素直に面白いけど信者は辛くないのか心配

ざっと早口で箇条書きにしてみましたがいかがでしょうか。そして言うまでもなくヤマト、ウルトラマン、ワンダバダ。

映像的には「アメリカにはハリウッドがあり、日本にはこれがあるんだよなあ」と思わせるものであり、エンターテインメントとして素晴らしいと思います。特に個人的には3Dモデル二次元変換アニメ大好き侍なので、大画面で見る価値は確かにありました。今度は高リフレッシュレートのモニタで見てみたいな。内容よりも映像としての美しさ・格好良さを追求する姿勢は音楽で言ったらシューゲイザーみたいなもんかな。そういう楽しみ方って確かにありますよね。ある意味新海誠作品とかもそうじゃないですか、ダイナミックかアンビエントかと言う違いはありますけど。

結局どうなの

ともあれ、お話としては…うーん、上映時間の終わりが近づくにしたがって色々”わかってくる”部分はあって、少し解決感が出るのかな?と期待していると…結局肩透かしをくらうというか。まあそれがエヴァっちゃあエヴァなんでしょうか。きっとそうなんだろう、そうなんですよね?説明されない部分の解釈や考察も楽しいですよね!エヴァを見続けてきた方々いかがでしょうか…いや、ほら俺ガンダム世代だしさ、ゼータ最終回のトラウマとかあるけどさあ…(エクスキューズ、エクスキューズ)。

まあ、風呂敷たたむにはこうするしかなかったのかもね、とも思います。やっぱりこの作品には監督の個人的な精神世界が大きな位置を占めていたんでしょうから。

なんだかんだ言って、作品としては総論賛成です。私も投げっぱなしです。今日一番腹立たしかったのは、早めに摂った昼食に注文したコーヒーがホットドッグを全部食べ終わってもなかなか出てこなかったことですね。私からは以上です。

すべてのエヴァファンの皆さん、お疲れさまでした!!

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