2人目を妊娠して思う、仕事と子育てのこと
1人目の時と同様、不妊治療に通って2人目を妊娠しました。
2019年5月末に第一子を出産し、2021年の6月頭に第二子を出産予定なので、ちょうど2歳差。次も男の子の予定です。
今回は取り留めもないですが、2人目を妊娠して日々感じるちょっとした違和感や価値観について書いていこうと思います。
ちなみに、不妊治療については他のnoteでも詳細まとめているので、よかったら覗いてみてください。
ナンセンスな「2人目の予定は?」の問い
社会人になって付き合っている人がいると「結婚の予定は?」、結婚すると「子供いつ作るの?」、1人が生まれると「2人目は女の子かな!」とエンドレスで続く「〇〇が終わったら、次は〇〇」というスゴロクのような会話。
人生はそんな簡単なものでもなく、決めた通りすんなりいくものでもなかったり。
私自身、1人目をなかなか妊娠できず「子供いつ作るの?」と言われるたびに「作ろうと思ってもできないんだよ!」と心の中でツッコミを入れつつ、「う〜ん、そのうち」と答えたりしていました。
また、「子供がいるから幸せ」という考えも古い価値観な気はしていて、今はもっといろんな形がありますし、
「結婚してる/してない」、「子供がいる/いない」とかではなく、自分にとって身近な人たちを大切にして、今の状態を幸せと思えれば良いんじゃないかな、と思っています。
なので、「結婚したいわ〜」とか「子供欲しいわ〜」と相手が言ってない限り、こっちから聞くのは野暮なんじゃないかな、と。
産休・育休はどれくらい取るべきか? は、人それぞれ
人それぞれ価値観が違うのはわかっているのに、なぜか妊娠すると「母親たるもの〇〇を”するべき”」という”べき論”が飛び交います。
例えば、
・離乳食は愛情を込めて手作りで作るべき
・ミルクは母乳で頑張るべき
・1歳になるまでは、休んで一緒にいてあげるべき
とかとかとか。
これらは、自分の価値観や方針とあっているならまだしも、違うのに全て間に受けてやっているとかなりハードモードです。それでなくても大変なのにね。
私は、仕事をしていないと落ち着かないし、外に出ていないとストレス溜まる性格で、「どうせ1年休むなら、1人産むたびに半年ずつ休んで、計2人産んだ方がアウトプット2倍!」とか考えてしまうタチなので、
1人目の時も、半年休んでいる間も副業は続けたり、旅行ばっかしていました。
そんな感じに過ごしていると「1年休まなくて可哀想」、「仕事よりも子供の方が大切でしょ」、「子供そんなに連れ回して大丈夫なの」とか言われたりもしましたが、
気にせずありのままで過ごしたおかげで、仕事も子育ても楽しめている気がします。
人それぞれ持っている "べき論"や、自分らしく暮らせるスタイルで過ごせばいいんじゃないかなってのが私の結論です。
「旦那さんは育児に協力的なの?」の "協力"とは
毎回思うのが、この「協力」とはなんなのだ、と。
百歩譲って出産は女性しかできないとして、産んだ後はどちらかが「主」になることを前提とした協力じゃないよ、とよく思います。
子育ては、20年がかりの大型プロジェクトみたいなものなので、「旦那の方が稼いでるから、やらないと」とか「俺の方が責任ある仕事してるんだから、そんなに育児ができない」とかではなく、
仕事と同じようにチームでタックを組んで、「どうやったら2人で一緒に育児を体験していけるか」を検討していった方が健全で、面白いかな、と(旦那も自分もプロジェクトマネージャー的な感覚)。
かく言う我が実家も、父が専業主婦だった母に「俺が稼いでやってんだから」とか「夜泣きがうるさいから、外連れてけ」とか言ってたみたいなので、ここら辺の価値観は世代交代して、徐々にアップデートしていかないとなのかな〜と言う感じはありますが。
2人目を妊娠して思うこと
まず思ったのが、「仕事が回るのか」、「長男が次男を受け入れられるよう、どう長男とコミュニケーションを取っていけばいいのか」、「旦那も私もストレスが少ない状態をどう作っていくか」と言うこと。
特に、仕事に関しては、1歳半の長男が通っている保育園は3歳未満までしか在籍できないので、卒園したら幼稚園に通わせようと思っています。
幼稚園は、通常保育園よりも時間が短いので(近所の幼稚園だと延長保育を使っても16:30まで)、現場の案としては
・勤務開始時間を早めて退勤する時間を前倒しにする(コアタイムが16時までなので)
・息子が楽しめそうな送迎ありの習い事を見つける
・毎日数時間、外部の手を借りる(学童やシッターのようなイメージ)
といったところです。ここら辺は、まだ時間があるので情報収集していきたいと思います。
(写真:昔の写真。家族には自由にやらせてもらった記憶しかない)
また、次男が生まれた後の長男とコミュニケーションは、いろいろ調べてみたんですが、
親がしてくれたように優劣つけず、各々の良いところを見つけていくようなコミュニケーションをとるのが良いだろうな〜と言うことで一旦落ち着いています(次男の個性にもよるから、生まれてみないとわからないこともあるし)。
最後に、「旦那も私もストレスが少ない状態のスタイルをどう作っていくか」について。妊娠がわかったことを旦那の友人に伝えたときに、
友人「2人目生まれたら今みたいに一人旅行いけなくなっちゃうね」
旦那「さすがに2人いたら行きづらいよね」
みたいな会話が繰り広げられているのを聞いて「ちょっと待て!」と会話を中断しました。
意識をしないと「子供が生まれたら〇〇ができなくなる」と言う考えにいきがちなのかもしれません。
「子供のために〇〇を我慢している」と言うのはあまり良い状態じゃないのと、やってもないのにできないって決めつけるのは好きじゃないので、「どうやったらお互いしたいことを我慢せずに、家族全員が楽しく過ごせるか」を模索していきたいです。
そんなこんなで、不安なことは多々ありますが、悩んでも仕方ないことも多いので、どうにかしていこうと思っています。
20年後に息子たちが、他人思いの素敵な大人に育っているといいな。
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