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この夏

7月のタイトスケジュールから3週間が経とうとしています。
もう一度夏休みを味わいたいなという気持ちと、あと一週間ある夏休みを大事に使おうという気持ちで、今、過ごしています。

何をしていたのか。
10日間、北海道旅行をして、20時間ほどのフェリーで帰省先に直接行き、
そのまま7日間滞在。
帰省先では猛烈な生前整理(モノを捨てる)をして、家を売却するか考えるほどまでに至りました。
固定資産なるものを持っていることがいいのかわからないということなのですが。

北海道では、予定も立てず、東京から新幹線で行き、函館に宿泊するところからのスタートでした。
その2日後に夫がカーフェリーで到着。
車の旅をして、最後は車と共にフェリーで帰路に就きました。
フェリーは7月から予約していました。

函館、登別、苫小牧、阿寒湖、屈斜路湖、釧路、十勝、新冠、
思い出す宿泊先はこのくらいですが、抜けていそうなところもあるような。
一番の目的は釧路湿原でした。丹頂鶴を観ることも出来ました。
釧路湿原は時間をとって、野鳥を撮影したり、歩いたりしたかったのですが、雨が来るというのと、滞在時に寒かったので移動してしまいました。

北海道には、20年近く前に、ツアーで一度行ったきりです。
五稜郭とラベンダー畑を観た記憶がありますが、そのイメージはバスばっかり乗っていたということ・・・。連れ回されていそがしく飛行機で往復いた理由がわかった気がします。
広いのよね!
今回は自分の気の向くままに移動したので、「北海道」の自然を肌で感じましたし、広いってわかっているけど本当に広いと納得しました。
特急に乗って移動しても、本当に遠いんですね。

魚介、海鮮類の食事を期待しましたが、地の利がわからず見つけられず、最高!という海鮮料理を味わうことが出来ませんでした。
函館は水曜日が定休のお店が多く、夜は残念なことになってしまいましたし・・・朝市は楽しめましたけど、あさから海鮮モリモリ食べる元気は無かったです。
釧路では、なんとなく入った回転寿司がこんなにおいしいんだなぁとうらやましく思いました。
そして、釧路という文字を見て、ずいぶん遠くまで来たなぁと旅に来た実感を持ったっけ(^^)

写真を撮った思い出を見返すと、タイトなスケジュールでも、夏休みと割り切り、時間を空けて出向いたのは良かったと思います。
そのときにしか出来ないことや、旅からもらえる気づきって大きいと感じています。

良かったと思う一番の理由は、もう子どもが巣立つなとしみじみ思いました。いつまでも子どもとして旅行はしてはいないと。
中学の娘と家族が10日間も一緒に旅行できたのは、中学受験やコロナの影響もあり、何年ぶり?でしたし、今後は自分の生活メインで、親と長く滞在することは出来なくなるだろうと成長を感じたので、今回の思い出は終生の思い出になると思います。

自分が育った家を出て、就職し、新しい家族を作るときはそれほど何かを感じることは無かったのに、子どもが自立していなくなる実感を持つと、明るい陽射しが差し込む感覚よりも、黄昏をみるような気持ちになるものなのだなと今回初めて思ったのでした。

夫との関係も定年を境にどうするのか10年ほどかけて作り上げていった方が良さそうです。
いきなり仕事が終わった、一緒に睦まじく暮そう、だなんて難しいでしょう。
元気でいる前提でいるのも間違いのような気がしています。
お互い、迷惑をかけるようなことがあるという想定も大事だなぁって。

7月下旬に引っ越ししたことも、書きたいけれど、それは次回に。




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