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日本の新たなビジネスインフラをつくる

わたしの母の実家は豊かな自然に囲まれたところでした。

子供の頃、その実家に行けば、山に分けいって探検し、川でザリガニ取りをして遊び、いちじくをとって食べ、夏は蛍がたくさん飛び交っており、とても綺麗なものでした。

そこにいる人は優しく穏やかで、みんなで協力し合いながら生活し、子供も育て、自然と共に生き、自然と人が豊かな生態系をつくっていて、とても心地よかったのを覚えています。

大人になり、28歳で起業し、3年目の頃に一気に事業拡大を目指して2社をM&Aしました。
一気に事業規模が倍になったものの、うまくチームとして機能させきれず、カルチャーの違いもあったため、M&Aした会社のすべてのメンバーが辞めていきました。

それ以後、チームの連携をとても大切にしてきましたが、ターニングポイントとしてはその「連携」が社内に限らなくなったことです。

当時、財務コンサルティングサービスを提供していましたが、お客様の家計簿を見てお金の状況をつぶさに知れる状態にありました。これはそのお客様を取り巻く各社が知り得ない機密情報です。
そこで、その情報をもとにお客様に役立つと思う各社の良いサービスをどんどん紹介していきました。
そうすると、お客様にとても喜んでもらえましたし、お客様の事業の成長に貢献できているという実感を得ることができました。

この経験を通して、社内の人や部門、そして社外の企業も含めて「One Team」になっていい仕事ができれば、他にはない付加価値を出せて、お客様や世の中に対して貢献できるということを学びました。

そして、私の中で、この経験と子供の頃の体験がつながったのです。

自然界のように、人や部門、企業が有機的に繋がって協力しあいながら共存共栄できれば、ビジネス界でももっと持続的で発展的な生態系ができるはず。
そうすれば、そこで働く人たちが大きな成功体験が得られて、かつ、世の中に対しても大きく貢献できるのではないか。

このような学びと想いからScale Cloudの「ミッション」と「ビジョン」をあらためて考えました。

ミッション:
豊かなビジネス生態系を育む

国土の3分の2が森林に覆われている日本。
そこでは多種多様な動植物が共存共栄し、それを育む豊かな土壌があります。
そして、これらの間に「境界」はなく、有機的につながり、持続的に発展する生態系を創り上げています。

しかし、この国を支えるビジネスの場に目を向けると、企業と企業、部門と部門、人と人の間には多くの「境界」が存在し、有機的なつながりが薄れ、豊かな自然界とは対照的に、持続的に発展する生態系を維持できていません
その結果、不確実性が高まり先行き不透明感が増す現代社会において、激しい環境変化に柔軟かつ迅速に対応できず、持続的な事業成長や経済成長が難しくなっています。

そこで私たちは、企業や部門や人が有機的につながって、共存共栄しながら持続的に発展していけるエコシステムを創り、育て、未来に届けていきます
まだどこにもないこのビジネス生態系から多様な事業が生まれ、大きく強く成長を続ける好循環を生み出すことで、私たちを育んでくれているこの社会の持続的な発展に貢献します。

ビジョン:
One Team Platformをつくる

私たちが提供するもの、それは豊かなビジネス生態系を育む土壌
企業や部門や人が有機的につながり「One Team」として横断的に共同で事業推進する「場」です。

その「場」が日本の新たなビジネスインフラとなり、「One Team」のハブとして共創によるシナジーを促し、事業の創造と革新の好循環を導くプラットフォームとなって、日本のすべての事業の成長サイクルを促進します。

「何かを実現するには、優れた仕組みが必要だ」

経営環境の変化が激しく先行き不透明な時代。

労働力人口は減少し続け慢性的な人手不足に陥るなど、ヒト・モノ・カネといった経営資源の制約も厳しさを増しています。

そのため、業績目標を達成する(=事業を思うように成長させる)ことが以前に比べてますます難しくなり、それを継続的に達成し続ける(=事業成長の再現性を高める)ことはなおさら難易度が高くなっています。

そこで、限られた経営資源の中で業績目標を達成し続けるためには、組織全体のパフォーマンスと生産性を最大化すること欠かせません。


しかし、多くの組織では、最大化できていない要因を数字で明確にした上で組織全体で共通認識を持ち、その数字を軸として議論、実行、そして振り返りをするというPDCAを回せていないのが現状です。


わたしたちは、Scale Cloudというサービスを開発・提供していますが、これは、数字を軸にして、組織全体の連携と組織的なPDCAを促進する「仕組み」です。

ジェフ・ベゾスの名言のひとつに、「善意ではけっしてうまくいかない。何かを実現するには、優れた仕組みが必要だ」という言葉があります。


組織全体の業績目標と部門ごとの目標を紐づけ、部門同士が連携して実行し、進捗状況や結果について共通認識を持って振り返り、議論し、次の施策を意思決定して、また実行する。
この事業サイクルを、数字を軸として部門横断的に連携しながら推進するクラウド上の「場所」=インフラがScale Cloudです。

これにより、数字を軸とした組織全体の連携と組織横断型のPDCAが促進されます。
その結果、組織全体のパフォーマンスや生産性が最大化され、業績目標達成の再現性も高まり、事業成長を加速させることができるはずです。

Scale Cloudはそんな仕組みを提供していきます。

幹部メンバー大募集!

Scale Cloudは2018年11月に創業しました。
直近では主催したカンファレンスにて1,000人以上にご参加いただき、認知も拡大してきました。

わたしたちは、SaaSとコンサルティングを融合した、当社にしかできない複合的なサービスの提供を通して、日本中の企業の成長をサポートし、閉塞感のある経済を盛り上げていくことに挑戦しています!

Salesforceやクラウド会計ソフトのように歴史に残るプロダクト&事業にしたいです。 

そこで、新しい歴史を一緒に創っていってくれる幹部メンバーを募集しています。 

ミッションやビジョンの達成に向けて、ここからの5年間をさらに力強く歩むために、一番大事なのが「人」だと考えてます。
それぞれの創造力と能力を持ち寄って、いま以上にチャレンジを増やしていきたい
そのための仲間を積極的に探しています!

もし、話くらい聞いてやってもいいか!と思っていただけましたら、まずは一度、カジュアル面談という形式のご面談にて、当社の今回の採用にかける思いや、お任せしたいミッションについて詳しくお話をさせていただければ嬉しいです。

こちらからエントリーをお待ちしています!

▶︎採用専用ページ
https://scalecloud.notion.site/db5d9cb6d1714c6eaf06135ce7048a3e

▶︎お問い合わせ先
株式会社Scale Cloud 採用窓口
hr@scalecloud.jp


最後までお読みいただきましてありがとうございました。

書籍を出版させていただいています。
起業してからの約16年間で多くの企業とお付き合いさせていただきましたが、成長する企業や組織には、「数値の大切さを知っている」という共通点があるように思います。
単に知っているだけではなく、数値を使って事業の状況を客観的に見て、考え、意思決定して行動することが習慣化(仕組み化)されていました。
本書では、KPIという数値を活用して、ロジカルに、スピーディーに、組織的に、PDCAをまわす仕組みを書いています。
事業目標を達成するための仕組み、さらに、その目標達成を一時的なもので終わらせるのではなく、継続的に達成し続けることができる仕組みづくりを、具体的に実践することにこだわって書いていますので、少しでもみなさまのご事業のお役に立てれば幸いです。

X(旧Twitter)のフォローもぜひよろしくお願いします。https://twitter.com/hirose_yoshi

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