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誰のための組織か。

おはようございます。

足に疲れが来ていますので、長く履いていた靴もそろそろ替え時かもしれません。

近々、前から気になっていたアシックスのビジネスシューズを見に行こうかと考えています。


昨日は同い年の別の教科の先生とお話しする機会がありました。

その先生は新卒から教員を。私は同じ頃から塾や予備校などで外部から学校の教育に関わっていました。

話を聞いてみると、学校の内と外という違いはあるものの、同じことを考えていたようです。

お互いに志が同じだということがわかりましたので、すぐに意気投合して、プライベートなことも話すことができました。


教育は誰のためのものかと考えた時に、第一に来るのは生徒です。

ですから、すべての教育の施策は生徒の利益の増大から出発することが大切だと思っています。

「利益」と書きましたが、もちろんこれは金銭的利益を指すわけではありません(将来期待される金銭的利益の増大を目指す生徒は多いですが)。

教育の目指すところについては、それぞれの人がいろんな想いを持っていると思いますが、私は「自立」させることが、生徒の利益につながると考えています。

ここでの自立は、「孤立」ではなく、自ら考え動きながら、必要なときに必要な手の貸し借りができる人のことです。

社会的な経済性を考えても、こういう人が増えれば豊かな社会に向かっていくことができるでしょう。

この辺は深いのですが、今日は簡単に。


学校の教育を取り巻く現状を見てみると、外部から様々なサービスが入ってきています。

基本的には生徒の利益を思って、サービスが提供されるわけですが、一貫性がないことも多く、結果として生徒の負担だけが増えてしまっているところも多いと感じています。

もしかしたら、「子どものために」と言いながら、それは「大人のため」になっているのかもしれません。

もちろん良いサービスもあることは前提としつつ、学校に関わる人が多くなればなるほど、「それは誰のためになっているのか」が曖昧になりやすいこともまた意識しておく必要があるなと改めて感じました。

子どものエネルギーの奪い合いにならないように、気をつけたいと思います。


今日もお読みくださってありがとうございました。
皆様にとっても良い一日になりますように。

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