見出し画像

わたしは「坂バカ」にはなれないと思ったフードデリバリーのバイト。

こんにちは。「腱引き」「つるた療法」の別府湯けむり道場、大平です。

昨日から副業として、フードデリバリーサービスのバイトを始めました。

といってももちろん施術の予約や本業に関わる用事が優先なので、それらがないときの稼働となりますが。

はじめた理由はいろいろありまして、

・気晴らし
・本業を優先できる柔軟性
・副収入源の模索の一環
・筋力トレーニングの一環
・フードデリバリーという業種への興味

こんな感じです。

「気晴らし」は大切。基本的に施術院の外に出張施術や勉強会、研修以外で出ることがない仕事(あれ、結構あるな?)ですから、鬱々としてしまうことがあるのです。ましてや、かつては営業という名のトラックドライバーや新聞記者などで高速道路から何気ない細道まで駆け回っていたわたしだから、この要素はあまりにも大きすぎます。

たまには散歩をすることもあるのですが、どうやら膨大な移動距離をこなしていたわたしには、少々スケールが物足りないようで……。

「本業を優先できる柔軟性」、これも副業を始める上では欠かせません。

近くにバイトができるスーパーやコンビニなどはたくさんありますが、一度決まったシフトを変えるのは至難の業ですし、何より他の従業員さんに迷惑をかけてしまいます。また、何かしらの用事で休みが増えても申し訳なさにいたたまれるのもネック。まあフリーター時代は武術にかこつけて休んでいましたけど。

「副収入源の模索の一環」は、今後の人生をより良く過ごす上での最重要キーワードだと思いませんか?

皆さん言わないだけで薄々でも考えていらっしゃるかもしれませんが、これだけ変動・変化が大きくて多い日本社会で、たったひとつの収入源だけで生きていこうとするのはあまりにも心細く、心もとないです。

何より、いざというときの保険にもなる。もちろん、本業は本業でしっかりと軸をもつ。そういう働き方があってもいいでしょう。いや、分かっている方はすでにそんな生き方をされていて、すでに結果も出している。

ただ、「何が何でも副業探さなきゃ!」と躍起になるのではなく、あくまでも柔軟に対応していきたいところ。「模索の一環」と書いているのはそのためなのです。副業に悶々と思いを馳せるだけで何も行動しないよりも、アレコレやって失敗しておいたほうが何らかの経験値にもなるのかなと。たとえ「やっぱり副業は必要ないな」でもOK。散々あがいた末の結論ですから、後悔はありません。

「筋力トレーニングの一環」は昨日初めてやってみて、心底思ったことです。

意外と知られていませんが、別府という街は

とにかく坂道が多い。

車やバイクだとあまり意識してこなかっただけに、配達を繰り返す上でこの坂道がかなりの難敵となり、己の下腿に猛烈な乳酸を残すべく襲い掛かってくるのです。坂道を自転車で踏破することに喜びを見出す「坂バカ」という人種が存在すると聞きましたが、わたしはそれにはなれないなと。坂抜きの、ただのバカで十分かなと本当にそう思いました。

ただ、考えようによっては下半身のトレーニングには間違いなくなる訳です。わざわざジムに通わずともかなりキツめの負荷を(足腰に)かけられて、お金までもらえてしまう。あとは体力と精神力の問題です。もっともそこはやはり肉体労働なので、本業に支障が出てしまわないよう常に調整をする必要はあります。

「フードデリバリーという業種への興味」、結局これを抑えられなかったから始めたようなものです。

ウーバーイーツ全盛期で次から次へと類似したサービスが登場する。そんな新しい業種って、どんなものなんだ? 博多に行くといつも何人かマクドナルドの前で待機してるけど、あれはなんなんだ? スマホで地図を確認しながら目的地に進むの? 料理の扱い、怖くない? ちゃんとたどり着くの? 緊張しないかな、etc。

このように気になったものは気になったまま放置したくないので、とうとう自分で始めてしまいました。

それで、昨日洗礼を受けてヘトヘトになって帰ってきたわけですが。夕食をとっているとき、奥さんが「なんか部活帰りの高校生みたいに食べるよね」と言うので、わたしもうがった部活生のイメージたっぷりに「母ちゃん、メシこれだけかよ~腹減ってんのによ~」と冗談を返したら、

「出前館でも頼んだら?」

かなりパンチが効いた答えが返ってきました。さすが奥さん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?