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あたりまえだけど、子どもは親の所有物じゃないわよ。

こんばんは。
ベルナデッタです。

わたしは普段古代マヤのカレンダーを使ったマヤ暦診断をしてるんだけど、
noteでは、古代マヤのすごくフラットで、
素敵な考え方を紹介しているの。
もしかすると、ちょっと気持ちが楽になるかもよ。

さて、昨日は家族って必ずしも仲良しこよしじゃなくても正常運転のばあいもある!
という話をしたんだけど、
今日は、所有の話をしたいと思います。

実は、古代マヤ人には所有するという概念がなかったらしいの。
全てのものは、神様から借りているもの。
家も、家畜も、お金も、
ぜんぶ、たまたま今、自分のところにあるだけ。

ちなみに、当時はカカオ豆をお金の代わりとして使っていたらしいわ。
あの、チョコレートのカカオ豆は、とても貴重だったのね。
でもカカオ豆は、長期に保存ができなかったみたいで、
沢山ため込むことができなかったらしいの。
なので、カカオ豆億万長者はいなかったみたい。
金だってあったはずなのに、
カカオを貨幣として使うなんて、
ほんとうによくできたシステムだなと感心しちゃうわ。

ちなみに、当時は
多くのマヤ人が、黄金のネックレスを首から下げていたみたいなの。
金の産地だったのね。
マヤ人が金を首にかけていたのは、高価だからではなく、
神様である太陽だとおもってお守りにしていたみたいなの。

後に、そのネックレスたちはスペイン人から強奪されてしまうのだけど、
金をよこせ!といったスペイン人に、
「このひとたちは神様が足りないんだな。大変だ」
とおもって、素直に渡していたと言われているわ。
この話を聞くとベルナデッタはいつも胸が痛みます。

とにかく、金をホイホイ渡しちゃうぐらい
天然だったマヤ人たちは、争いがすくなかったと言われているわ。
必要なものを必要な時に使って
貸しあったりしてたんでしょうね。
この考え方、シェア文化が流行っている今の時代感覚にピッタリでしょ。

さて、そんなマヤ人だったので
子供も自分たちの所有物ではない。
神様からの預かりもの。と、考えていたの。

これには、学ぶところが大いにあると思うの。

というか、そもそも子供は親の所有物ではないのよ。
子どもは生まれた時から一人の人間として人権を持っているのよ。
国連の子どもの権利条約にもちゃんと書いてあるの。

もちろん、人権を持っていても
子どもは一人では生きていけないから、
育てられ、守られる必要があるんだけど、
育てている人の言うことを聞く必要がある。
とはあたりまえだけど、どこにも書かれていないのよ。

ここね、なんとなく
多くの親たち(かつての私を含む)が
なんとなくはき違えちゃっているみたいなの。

年齢にもよるかもしれないけど、
なんとなくベルナデッタの子どものころは、
親の言うことを聞くのはあたりまえ。みたいなかんじがあったとおもうの。
学校選びとか、就職先とか、結婚する人も
決められていた人たちもまだいたみたい。

そうね、それはあえて言うと
子どもが親の所有物のようだった時代と言ってもいいと思うわ。
その時代をかじっているひとたちは、なんか違うかなとも思いながら、
「親の言うことをきいていればいいのに!」と
自分の子供をついつい所有物のように扱ってしまったり、
逆に、自分も親の所有感から逃れられていなくて
苦しんでいたりする気がするの。

だけどね、
どこかで時代の空気はすっかり変わってしまって。
古代マヤの時代に戻ったのか、
国連ががんばったのか、
とにかく、「親の言うことを子どもがきくべき時代」は
どこかでひっそりを終わっているみたいなのよ。

いつからなんだろう。
いつのまに、時代の価値観は変わったんだろう。

と、ベルナデッタはすごく気になって
いろんなひとに聞いたり調べたりしているんだけど、
いちばん納得がいく説明が、
「土の時代から、風の時代に変わったからじゃない」というものなの。
権利や所有が大切だった土の時代から、
意識を共有する風の時代に変わったから。

インターネットが発達したから、
国際化がすすんだから、などなど
いろいろ言われているけど、このガラリ感は
土から風理論がなんだかベルナデッタには一番しっくり来ています。

古代マヤには17種類のカレンダーがあったと言われているんだけど、
そのなかでも有名な長期暦という暦は、5025年に及ぶ超々長いカレンダー。知っている人も多いかもだけど、この長期暦は2013年におわって、また新たな5025年を刻み始めているの。もしかしたらその頃からも少しずつ時代は変わってきていたのかもしれないわね。マヤ人おそるべしだわ。

ベルナデッタの長女は、前世の記憶もあるような
ちょっとミラクル少女なんだけど、
彼女曰く、赤ちゃんはゼロ歳であっても
全てがわかっているらしいの。

赤ちゃんなんて、どうせなんにも
わからないとおもって説明しないのは親の怠慢らしいわ。

なので、
こうしてくれると助かるな。
ということはちゃんと言葉を使って説明する。

赤ちゃんが、お母さんの言う通りがんばってくれたら、
ちゃんと感謝して、ありがとうという。

これをやると、ちゃんと赤ちゃんだってわかるのに。
というのよ。イギリスの有名なナニーの人も
おんなじことを言っているらしいわ。

ほんとかどうかわからないけど、
もしそれが事実だったら、
わたしたちは、とてつもない「とんちんかん」なことを
してきた可能性もあるわね。

いずれにしろ、
子どもは生まれた瞬間から、
大人と変わらない意識と
損なわれるべきでない人権をもってうまれてくるの。

かれらは、誰の所有物でない。
かれらは、彼ら自身のものなのよ。

それは、つまり、
彼らの時間も、すべて、彼らのものなの。

次はこのことについて話すわね。

これまで読んでくれてありがとう。
インラケッチ!
あいしているわ!







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