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あなたは何者なのか? Vol.3 〜天才と時代〜

ここまでは自分の本質についての話だった。自分の軸とは直感。その直感にどれだけ嘘をつかず、もしくは信頼できるかという部分に進んでいきたい。そして前回からの天才社会にも触れて生きたい。

天才と聞いて誰を連想するだろう?

それぞれ自分なりに思い浮かぶ天才たちが居るだろうと思う。その天才たちにどれほどアンチが居たかを考えて見て欲しい。社会、もしくは大多数の人と違う意見を言うと、反対が返ってくる。しかし、それが時が経つと共にその意見が正義になる事がある。

ガリレオ然り、アインシュタイン然り(実際ガリレオの件については後世作られた偽のエピソードとの噂も多いが)。いずれにせよ、天才の意見が最初から認められる事はあまり無い。そこで大事なのが、いかに自分の直感を信じられるかという点だ。

そこで、社会との関わり方が大切になってくる。BESOが好きな天才にニコラ・テスラがいる。フリーエナジー、テスラコイル、インターネットの基盤など功績を上げれば彼ほど現代科学に貢献した人はいないかもしれない。

が、世間ではほとんど名前を聞かない。今でこそテスラモータースのお陰で知られているとは言え。

テスラは天才が故に社会からは隔離された。社会性が無かったと言えばそれまでで、処世術と言われる世渡り上手さがあればもしくは違った現代になったかもしれないほど。

テスラは当時、100人中100人が無理だと言う事をやってのけた。100人中1人も思い浮かばない事をやろうとした。しかし、それが実現することはなかった。それが人類にとってどれだけの恩恵をもたらすかを考えてみればとても悔やまれる。

なぜ出来なかったかの原因は社会と上手く付き合えなかったからだ。天才が受け入れられない世の中だった。

簡単に言うと、利益主義の資本家の邪魔になってしまったのだ。もしそれが実現すると全員が便利になり、資本家達が儲からない社会になってしまう。

そこで意固地にならず、資本家達を巻き込む戦略を立てなければならなかったのかもしれない。が、おそらく天才科学者の彼にそんな資本家達の政治的な背景や影響は興味が湧かなかったのだろう。

しかし、現代にテスラの様な人が現れればどうなるだろう? このnoteのような表現の場がある。YouTube、インスタグラムなど人々の共感を得る事ができる場が多くある。さらにクラウドファンディングなどで資金も集める事が出来る。

こうなれば、資本家に頼らずとも直感に従ったしたい事が出来る様になる。もちろんそれが多くの共感を得て、楽しいことや人々の為になることでなければならないが。

もしかすると、テスラの開発した様な当時からは考えられないようなシステムは人々の共感を得られたかは五分五分かもしれないが。

そして、嫌われる勇気や空気を読まない大事さなどが囁かれている。これが天才社会の幕開けだと思う。人が共感しようがしまいが、人が好意を持とうが持つまいが、あなたが自分の直感で自分の為にも人の為にもなると信じてやまない事ならば、突き抜けていい。

それを笑う人は少なくなってきている。あとは、実現するだけだ。口にする事は笑われなくなってきているが、実現できなかった時にはもちろん笑われる。

実現できないとダメなわけではなく、あらゆる手を尽くしている様子をみれば人も笑わない。

「宇宙へ行きたい」と言ったとして、笑う人は誰もいない。なぜなら実際に言った人もいれば、一般人で行く人も出てきているからだ。これが50年前に言った言葉だったらどうだろう?

今、時代はものすごいスピードで進んでいる。進んでいると言うとどこかへ向かっているようだが、変化している。

卵から羽化したひなの様に。この時代を、この地球を、どんな世界に、どんな鳥に育つのかを決めるのは我々一人一人天才の手腕にかかっているのだと思う。


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