別物。

ことばにするの、楽しいね。

別物。

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最近の記事

2切れのバアムクーヘン

文学の才のない私ですが、ある事柄について どうでもいいことを書き綴ることは、 できるかもしれません。 例えば今、私の傍らには、 バアムクーヘンが2切れ置いてあります。 友達が私に残してくれたものです。 友達がいたのは、もう昨日の話で、 丸1日ここに置き去りにされたわけです。 彼らは怒りに燃えているのでしょうか。 なんとなく、そんな事はなく、 彼らにとって、食べる、食べられるなぞ、もはやどうでもよく ある種の諦観をもって、そこにある気がします。 机に寝こ

    • 嬉しかった話、、、

      何を書こうという気もなく、 ただ文章をつむいだあいつが羨ましく、 私だってと筆を持った、だけの記事。 今日はさては、読点が多いな。 読みやすいでしょ? 読点で私は息継ぎをしている。 みんなもそうするといい。 読点が多いのは昔からの癖だ。 小学生の頃、毎日の宿題に、五十音日記、というものがあった。 はじめの1文字目の音が指定されているのだ。 昨日は『き』。今日は『く』。明日は『け』。 『を』は除外されてたんだったかな、どうでもいいか。 1枚の、灰色の、2

      • 背徳のあつかん。

        大学1年生の頃、私は友人と金沢に旅行に行った。彼女とは中学1年生の頃からの付き合い。「21世紀美術館に行きたい!」「近くの梅の名所にも行こう!」「ご飯はもちろん、市場で梯子酒!」このアクティブさは中学生の頃から変わらない。いつだって彼女が出不精な私を何度も外に連れ出してくれた。私の思い出溢れる学生時代を作ってくれたのは間違いなく彼女だ。今回の旅行も道半ばながら、素敵なものになると確信している。だがしかし、私たちはまだ未成年だ。梯子酒には簡単に頷けない。「なんでよー、もう数ヶ月

      2切れのバアムクーヘン