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自分に鞭うたず、本業と副業を両立する『頑張り方』【ヨガ哲学】

とにかく「頑張って頑張って」成果を出してナンボ!!誰よりも早く昇進するんだ!!
と、『頑張り方』を知らずに突っ走っていた中、ヨガに出会い、常にフルパワーでやることが正だとも限らないということを知ることができました。

しかし、会社員としてのお仕事もしながら、副業としてヨガもやっている今は、以前と比べると活動の場所は増えています。

自分に鞭うたず、本業と副業をどう両立しているのか?
今考えている、本当の『頑張り方』ってどんなものなのか?
を書いていきたいと思います。

ヨガとの出会いのビフォーアフターの生活はこちら

無理せず本業と副業を両立するのに役立つヨガの教え

ヨガは、哲学、呼吸法、身体の使い方などいろいろな方面から幸せになる方法を伝えてくれています。
特に、忙しく現代に生きる私たちが、自分に鞭うたず本当の『頑張り方』をするのに役立つと思っている教えはこちら。

  • 自分の身体は、自分のものではない。与えてくれた人がいる

  • どんな仕事、行為も、自分のためにやっているのではなく、他者のためにやる

  • 結果に執着せず、今目の前にあることに一生懸命になること

  • 自分に優しくすることも、ひとに優しくすることも同じ。どちらも大事。

特にわかりやすいなと思うのは、以下の一節。
食事、睡眠、仕事、娯楽に節度を持ち、ヨガの修練をする人は、すべての物質的な苦しみから逃れることができる。

He who is temperate in his habits of eating, sleeping, working and recreation can mitigate all material pains by practicing the yoga system.

バガヴァット・ギーター6章17節

バランスの大切さをストレートに突き付けられたワンフレーズ。
頑張るのも、楽しむのも、休むのも、ぜんぶ大事だけどバランスが取れてないってイケてないぜ!!そのまんまじゃ苦しいよ?って、まさしく私たちに必要な教えではないでしょうか。

頭の中で考えがグルグル。眠れない。肌が荒れる。お腹の調子が悪くなる。それはひとつのサインかも

結果に執着せず、目の前の仕事に集中すると、仕事の効率がアップします。
パフォーマンスも上がります。
結果、ワークライフバランスアップしたり、趣味や副業などその他の活動の時間も取れるようになります。

私の場合はヨガ活。
生徒さんに身体を動かすヨガレッスンでお伝えする活動もそうですし、哲学講座や、自分の練習もとても大切。

でも、いくらパフォーマンスが上がっても、仕事が立て込むこともあるし、タスクが増えて、あれ?なんかキツイぞ?てなることもあります。
身体や心に余裕がなくなってくると、ミスをしたり、ひとにも自分にも厳しくしてしまったり、頭の中で何度も同じことをぐるぐる考えたり、心身に染みついた悪いクセが出やすくなってきます。

自分の頑張りが足りないんじゃないか?出来ないヤツだって思われちゃうんじゃないか?もうちょっとやれるんじゃないか?
頭の中で考えがグルグル。
人によっては眠れなくなったり、お肌が荒れたり、おなかの調子が悪くなったり…なんていうのもサインかもしれません。

自分のバランスが崩れかけた時に、どういう傾向が出てくるのか?を知っておくことはとても役に立ちます。

やりすぎサインを受け取ったら、思い切って休む。執着を捨てる。

自分のバランスが崩れかけてるよー!というサインを受け取ったとき。
そんな状態のときに、思い切って休んだり、誰かに助けを求めたりするのはとても勇気が要ります。
そんなときは、思い出してください。

  • 自分の身体は自分のものではなく、どんな行為も他者のためにあること

  • 結果への執着を手放すと、今やるべきことが見えてくること

自分に優しくすることは、ひとに優しくすることと同じです。頑張りすぎて、身体や心を壊してしまっては、自分が苦しいだけではなく周囲の人も悲しませ、苦しませてしまいます。
そのために、頑張っているわけじゃない。

やりすぎてるかも?と思ったら、勇気をもって、少し行動を変えてみる。
意外と、やってみると、ハードルを上げているのは自分だったりすることに気づくかもしれません。

頑張り方を間違えていないか?迷ったときに立ち戻る、ある人の一言

ヨガを学び始めた直後は、バランスをとること、ひとにも自分にも優しくすることってどういうことなのか?
その意味や大切さがイマイチ腑に落ちていませんでした。
具体的に、日常がどうなれば『バランスが取れてる』ってことなのか、イメージができませんでした。

ストンと胎落ちしたのは、ある人の一言がきっかけでした。
『平常時は70%の力で生活し、30%は余分に残しておくんだよ。キャパの100%以上は発揮できない。常に100%だと、いざ大切な人を助けたい!ってなったときに、助けに行けないでしょ?それって、今頑張ってる意味が無くなっちゃわない?』

平常時=100%だと思っていた、その考え・価値観をガラガラっと書き換えられた一言でした。
バランスを見失いそうになることは何度もありますが、そのたびに支えになってくれている言葉です。

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