見出し画像

子どもたちが夢中になる遊び

わたしが正規の保育士になって3年目
4歳児クラスの担任をしていました

その時、同じ学年の担任を持っていた
ベテランの先生に
「びゅんびゅんごま作ってみない?」と
言ってもらったのが、
びゅんびゅんごまを初めて知ったとき

子どもたちへ おろす前に
まずすることは、
やってみること・実際に作ってみること
(実は、わたしこの作業が
好きだったりもしました)

ベテランの先生から話を聞いていると
とっても楽しそうだけれど…
実際はどうなのかな~?というのも
体験してみないとわからないこと

作業はとても簡単なんだけれど
精密に円の直径の大きさや厚さを考えたり、
穴の位置を考えないと きちんと回らないので
そういったところも先生と試行錯誤を繰り返して
見本を作りました

それでね、回してみたんです
そしたら、最初は回ったな~って感じなんですが…
そのあと!どんどん勢いが増して
こまのリズムと
じぶんのリズムが乗ってきたとき、
そのときがめちゃくちゃ気持ちよくて
びゅんびゅんごまも「ブ~ン ブ~ン」と
音が聞こえてくるんです
その感覚がなんとも言えない!!
びゅんびゅんごまと一体感になったような感じ

これは、子どもたちも
楽しんでくれるだろうなぁと思って
びゅんびゅんごま作りをしました
そのときに活躍してくれたのがこの絵本
『びゅんびゅんごまがまわったら』
絵本があると、
より子どもたちの期待も高まるな~
っていつも感じます

子どもたちは、それぞれ絵を描いて
“じぶんだけのびゅんびゅんごま”と嬉しそう😊

簡単に回せそうに見えて実は、
少しコツがいるようで
なかなかすぐには出来ない子どもたち
けれども何度も挑戦する姿や、
「もういいわ」と
やらなくなる子どもも…
その子によってペースは違うし、
無理強いはしたくなかったので、
わたしは見守るスタンスでいっていました


1つ回しが出来たら2つ回しに挑戦、
2つ回しが出来たら3つ回し…とやっていて
(4つ回し成功した子どももいました!😆)
子どもたちを見ているとわたしが言った訳でもなく
自然と出来るようになった子どもたちが
出来なくて苦戦している友だちに
「こうやってやるねん」と
向かい側・あるいは後ろにまわり、
一緒に紐を持ち、力の入れ具合など
コツを教えている姿もありました

なんか、そんな風に自然に出来るっていいなぁと
見ていると
仲の良い友だちがどんどん出来ていく姿を見て
「もういいわ」と言っていた子どもが
びゅんびゅんごまを取り出してきたり…

普段は控えめな子どもがどんどんやる!と
目をキラキラさせて言っていたり…

”びゅんびゅんごま”という遊びから
たくさんの学びがあるなぁと感じていて
達成感→そこから自分も出来るといった
自己肯定感→教えてあげることで
人の役に立っているという喜び
そんな感情も育まれていったなぁと
思っています

最終は、25人クラス全員が
出来るようになったので
グループ分けをしたりして、音楽に合わせて
ダンスしながら びゅんびゅんごまを
披露するというのを
全クラスにお邪魔してさせてもらいました😊

わたし自身もとっても楽しくて
幼児クラスを持ったときには
結構やっていました~

最近、ふと びゅんびゅんごまのことを
思い出したので
投稿してみました
長文を読んで下さり
ありがとうございます✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?