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発酵で遊ぼ! その1.  コンブチャの章(上)

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今日から、ペットを飼うに近い、面白くて美味しくて、体に良い、発酵食品について、ときどき書いていきたいと思います。

まず一番始めは、「コンブチャ」についての前半です。

コンブチャと聞いて、昆布茶と思うのは日本人なら普通のことです。
甘酢っぱい梅の風味で、お吸い物のように昆布出汁の利いた味。
寒い日にたまに飲むとほっとする、あの「こぶ茶」または「こんぶ茶」をお好きな方は多いことでしょう。

ところが、最近では、KOMBUCHAとアルファベットで書く場合は、昆布茶とは全く違う健康飲料のことなのだそうです。

私の友達が外国の空港で、いろいろなフレーバーのある可愛いボトルのドリンクを売店で見つけました。 KOMBUCHAと書いてあるので、てっきり甘くないあの飲み物なのかと思って、買って飲んでみたら、全然違っていたそうです。甘酸っぱくい、フルーティな炭酸飲料だったのですって。
これこそが、欧米で大ブームになっているKOMBUCHAなのでした。

私とKOMBUCHAの接近遭遇は、海外からの劇団のお芝居を見ているときでした。スピリチュアルな人たちが白衣服でヨガなどをしていながら、何か飲み物を捧げ持って、KOMBUCHA〜・・と唱える場面がありました。
そのときは、日本語のTsunami、Dashi、Umami..などがそのまま海外で通用していると聞いていましたので、あの渋い「昆布茶」も人気があるのかしらと思いましたが、これも間違いでした。

3年ほど前、フロリダから里帰りをしていた友達が、ある種の菌から炭酸飲料を手作りしている、それはK OMBUCHA というものであると教えてくれました。

彼女によると、紅茶やそのほか好きなお茶に、砂糖と、種になる菌を入れて暗いところへ置いておくと、1週間ほどで発酵ドリンクができる。それは腸にもいいし、また作っている最中も、発酵しつつブツブツ話しかけてきて、大変可愛らしいということなのです。増えるスピードも早く、どんどん瓶を買い足していくのが忙しい、という状態で、帰省中はそれを放っておくのが不憫だ、というのでした。彼女は、階段や山道を見ると必ず登りたくなるという元気な人で、私もあやかりたくなり、作ってみることにしました。

さっそくAmazonで、ハワイ生まれのその菌を取り寄せたのでした。
2020年6月現在で、お値段は3000円ほどですが、私が買ったときは確か2600円だったと思います。ここにあげた写真と同じパックで、茶色の平たいビニールパックに、よく見ればもやもやと、何かが浮いているようなものでした。
こんな、カビのようなものから、Youtube動画に出てくる、分厚い菌の層になるかと思うと、ありがたくて、KOMBUCHA~と言いながら、拝みたくなります。
そのときは、ハワイからわざわざ来てくれたので、2600円でもなんとも思いませんでしたが、今は増えすぎて、貰い手もなくなりましたので、たとえ100円でも、お金を出して買うのは惜しい気持ちになります。

というところで、次回へ続きますね。

これが、そのコンブチャ作りに必要な菌です。
他の材料も容器も簡単に手に入るので、「キット」を買う必要はないと思います。

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