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差別化するためにどの文脈(歴史)に乗せるかを考える

現在、いくつかの人にプロデュースに入らせていただいています。
その戦略、特に商品を届ける際に考えていることを今回は書きます。

タイトルにもある通り、

「どの文脈に乗せたら一番届くかな?」

と考えています。
自分がやっていることはブランディングプロデュースであり、
ブランディングするためにはその人が持っている思想やスタイルの
一貫性が大事になってきます。

ただ闇雲にバズらせて、大量の認知を取ることはブランディングとは全く違った戦略になるということです。

一貫性を持たせるにはある程度の歴史、つまりそこに至るまでのストーリーが必要になってきます。
例えば、

「上質な白いタオルを作ります」

「100年間品質を守り続けてきた白いタオルを作ります」

この二つのタオルが全く同じものであっても、
思想やスタイルの一貫性の伝わり方が全く異なり、
恐らく売れる数も全く異なると思います。

この例はタオルを作り続けている歴史という文脈に乗せて伝えているということです。

歴史という文脈でなくても、例えば環境に配慮したもの作りをしているのであれば
SDGsという外部的な文脈に載せることもできます。

他にも、文脈は自ら作り出すこともできて、
自分がやった例なのですが、

楽器のチェロを始めて一年でコンサートをやったことがあるのですが、
その始まりをクラウドファンディングでチェロを買うところから創り、
その過程を一年間見せ続け、そしてその集大成としてソロコンサートを開催しました。

このコンサートは上手い演奏を聴きに来ることではなく、
一年間の終着点を見に行くという目的を創り、
他のコンサートとの差別化ができました。

詳しくは↓

文脈に乗せるためには、まずはその人(商品)自身が持ってる
思想や経歴(歴史)、スタイルを理解することが必要になります。

その上でそれらに合うもので使える文脈は使う。
上手く人や物や流れにあやかれるか?
ということでもあると思います。

自分で文脈を作り出すのはかなり時間がかかってしまうので、
周りの環境をうまく使いながらやるとコストをかけずに差別化でき、
唯一無二のポジションを確立できます。

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