美味しい魚介料理が味わえる魚つる Hanareでを経営の観点から見てみる
2年前に藤沢にある魚つる Hanareというお店に行ってきました。このお店は魚屋が運営する居酒屋です。それゆえ美味しかったのです。
今回は旧ブログからレビュー記事を移行しました。経営という観点から見ています。
新鮮な魚介料理が楽しめる
色々な料理を楽しみました。どれも美味しかったのですが、3つに絞って紹介します。
まずはメヒカリです。伊豆半島ではボッチと呼んだりもする深海魚で、身の柔らかさがたまらない魚です。唐揚げにするととても美味しい魚です。
魚つる Hanareのメヒカリはとても大きいです。一般的に市販されているものと比べて1.5倍くらい大きいのではないでしょうか?
続いて自家製しめさばです。身が赤いことから生であると解ります。一般的に見かけるしめさばは実が白いですが、冷凍しているから白いのです。このしめさばは実の密度感が違いました。
締めは海鮮丼にしました。刺身がタップリと乗っています。
酒屋が居酒屋を運営するメリット
食べ物のことばかり書いてしまいましたので、経営を中心とした勉強ブログらしく経営の話をしましょう。
魚つる Hanareは魚屋が運営する居酒屋です。強みは魚の目利き力でしょう。そして強みである魚の目利き力があるため、良い食材を使うことで美味しい料理を作れます。料理の美味しさが付加価値となり、高い単価を実現できます。
よって魚屋が居酒屋を運営するメリットは、強みである目利き力を活かして、新鮮な食材を使って美味しい料理を作ることで付加価値を高め、単価を高くできるので、結果的に売上も高くできるということになります。
目利き力を料理に活かせることはシナジーという言葉で捉えてもよいでしょう。
魚屋が居酒屋を運営する際のマーケティング戦略
魚介料理を売りにしたお店のお約束ですが、魚つる Hanareも日本酒と焼酎が充実しています。
魚介料理に合う酒は日本酒、焼酎、白ワインですが、和風魚介料理の店なら日本酒か焼酎が合うでしょう。料理が美味しければ、料理に合う酒も欲しくなるものです。よって酒はマーケティング用語でいうところのクロスセルにつながります。
またどこの居酒屋にもあるわけではないちょっと珍しい酒を置くことで、客単価を上げると同時にリピートも狙えます。珍しい酒は価格も多少は高くなります。またそういう酒が飲めるとなると、行きつけとして利用したり、飲みたい酒を飲むために通ったりすることも考えられます。
終わりに
とまぁどうでもいいことを考えてしまう癖があるわけですね。今後も色々なお店に行ってはお店の特徴を考えてみたいと思います。
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