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意見を伝えることも仕事。自分にとって都合の悪い情報、あなたならどうする?


私が今、ご依頼をいただいているお仕事の中には、
事業などについて率直な意見や感想をお伝えする職務があります。


意見があったら伝える、というスタンスではなくて、
意見を伝えること自体が仕事で、
公のものと、公以外のものと両方行っています。


職務って響き、ちょっと堅いですね...(笑)
でも、堅い仕事って嫌いじゃなくて、むしろ好きな方です。


noteを書いていてふと、昔、勤めていた
ファンは入社させない会社のことを思い出しました。
(芸能事務所じゃありません... 笑)


こちらの会社、
2、3回面接があって本当にファンじゃないのか、
この辺を志望動機とともに当時、何度も確認されました。


「〇〇は会社に来ません」
「〇〇とは会えませんが、それでもいいですか?」って
何度も聞いてきて、複数の面接官がこちらの反応を伺ってくるんですよ..笑


最初の書類選考で「〇〇さんに会いたいです!」とか
ファンを匂わすような文章を書いていたら、
速攻アウトだったと思います。


結局、ファンじゃないので内定をいただけました。笑


(しかも、あれだけ「会えないですよ!」と言われていたのに
入社4日目ぐらいで会えました 笑)


今、振り返ると、この面接、
判断基準として一理あると思うんですよね。


もし、憧れの人(ファン)を目の前にしてしまったら、

意識してなくてもバイアスが掛かってしまう
舞い上がって業務がおろそかになってしまう
遠慮して必要なことが言えなくなってしまう
つい周囲に自慢して守秘義務が守れなくなってしまう etc...

これじゃ、仕事にならないですからね。


(まぁ、私は誰のファンにも、ならないですけどね・・笑)


現在は仕事上、意見をお伝えさせていただくことがあり、
「鋭い視点」と、取り上げていただいたことがありますが、
仕事や日常生活において、たとえ発言しなくても
日頃から自分の考え、意見を持っておくことは大切だと思います。

と、同時に、
もしかして私は間違っているかもしれない、
もっと良い考えがあるかもしれないと
余白を用意しておくことも大切だと感じています。


武田信玄は、諜報活動を行っていたことで有名ですが
良い情報よりも
自分にとって都合の悪い情報の方を歓迎して集めていた
そうです。


情報があふれる今の時代、

「それって本当なの?」
「もしかして間違ってるかも?」
と、何事も盲信しないように気を付けたいですね。


自分を安心させるために
偏った良い情報ばかりを集めるのではなくて
都合の悪い情報も集めて過剰な自信や思い込みを抑えるようにする。


そうすれば、ニュートラルな視点に立つことができ、
悪い情報も、最終的に、味方にできます。



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