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#15 他人を羨やんだら「3か月前」の自分と会おう

太っている「コンプレックス」から、負い目を感じ、同級生に気軽に声を掛けることもできず、さらに「体育」が大の苦手それが私の「学生時代」の姿です。

その中で、女子にも気さくに声をかけ、運動も万能な同級生と常に「比較」し、「自分は何も価値がない」と落ち込み、「嫉妬」の感情さえ抱いていた「自分」がいました。

大人になり「ダイエット」をして、「コンプレックス」は解消したはずなのに、次々に襲ってくる「学歴、年収、地位」などの「他者比較」そんな時「比較」を、和らげる考え方に出会います。

その考えとは----

他人と比べるのではなく、過去の自分と比べる

自分と比べると言う発想は、全く持ち合わせていませんでした。

他人や周りの人と比べるのではなく、「自分」と比べましょう。
過去の自分と今の自分を比べるのです。

樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』より引用

とは言え、この考えと出会った当時は「3ヵ月前」の自分と比較しても「進歩」しているとは、感じませんでした。

もし、過去の自分と比べて、進歩していないのであれば、今から頑張って、3ヵ月後に結果を出す。

そうすると「3ヵ月前の自分と比べて、これだけ進歩したよ」と言えるはずです。

樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』より引用

試しに、3ヵ月の間に、さまざまな事に「チャレンジ」します。3ヵ月後「過去の自分」と比較すると多くの「進歩」があり、他人と「比較」する「感情」は、和らいでいきました。

ところが、少し「時」がすぎ、あの「他者比較」の感情が戻ってきます。

その原因は-----

今まで一度も、使ったことが無かった「フェイスブック・ツイッター」そう「SNS」を始めたことでした。

「SNS」の世界で、繰り広げられる「成功談・リアル充実感」を見るたびにまた出てきたのです。

「自分は全然できていない」という「他者との比較」です。正直な気持ち「嫉妬心」も再燃してきました。

他人と自分を比較するあまり「自分は全然できない」とストレスを受けるのは良くありません。

そもそも他者に勝つ必要などなく、自分や周りが幸せなら、それで満足ではないでしょうか。

野村札雄(アフィラ)著『正解努力100』より引用

確かに、他者に「勝つ」必要などないですよし、大事なのは、「自分の周り」の幸せですよね。

自分より優秀な人は、この世の中いくらでもいます。
日本人の中で、「仕事」「勉強」「スポーツ」「収入」「容姿」が自分より良い人、高い人は山ほどいるのです。それをいちいち比較していたら、それだけで人生終わります。

樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』引用

それでも、なかなか「SNS」の世界での「他者比較」を抑えることは難しかったのですが、フェイスブック友達の「投稿」に目が釘付けになりました。

誰もフェイスブックに悪いことは書かない

フェイスブック友達の「投稿」より引用

この世に「悩みのいない人」は、ごく少数でしょうし、どんな「成功・リア充」「投稿者」も、蔭では「苦労」しているかも知れません。

その人のいい一面しか見えない「視野狭窄」に、私は陥っていたようです。

世界を見渡せば自分よりすごい奴が必ずいるんだから、そんなことをしていたら今後の人生ずっと劣等感を抱えたまま生きることになる。

逆に、自分より劣っている人間を見下して得られる優越感なんて、まったくなんの価値もない。

テストステロン著『ストレスゼロの生き方 心が軽くなる100の習慣』より引用

悩み満載な私ですら自分の「フェイスブック投稿」「他者目線」で見返してみると、かなり「リア充」なのですから(笑)

#16「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」

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