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正直さんぽと夜散歩。

 正直さんぽは、中目黒だって。ゲストにIKKOさんが登場。Liveイベントを観てからランコムの美容液を再び使っている。
ああ、しばらくは混むだろうから、あのお店行けないなあ……とぼんやり軽くトーストしたバゲットを食べる。そのままもいいけど、3〜4分加熱した後の香ばしさと、表がカリッと内がふっくらしっとり至福な時。瞳を閉じて食感食感と味わう。コーヒーを飲みながら「この感覚は……中華おこげだ」と気づいたら、聘珍楼が閉店のニュースを思い出す。
海外のデザイナーを、PRとして聘珍楼で接待をした記憶に遡る。店長さんが本当に良い人だった。老舗にはその自負と意気込みがある。当時は中華料理にそれ程思い入れもなく、招待した立場から食事することもなく業務に集中していた。終わって現地観光に移る合間に、「何も召し上がっていませんね」と取り分けられて、急ぎでお腹に入れたのが中華おこげだった。
気遣いは心も満たしてくれる。
「美味しかった」あの味。
時代はうつり変わる。
食べ放題のお店が増えた。
聘珍楼の海鮮まんは大好物だから、これからも食べれますように……。

 三週間目。夜散歩を続けている。
最初は、おばあちゃんチワワの為。今では夫婦の癒し時間にも。歩きながら話すことが新鮮で、いろんな話しをする。ついでに買い物をする場合も。チワワはリードを手繰り寄せてキャリーバッグに入れる時に「エッ?…ヤダ〜ヤダ〜」と手脚をバタつかせる時がある。まだ歩きたいって感情を表現。犬って面白い。用事が済んでファスナーを開けたら、目を輝かせて「待ってました!」とばかりに飛び出して、ぐんぐん早脚で道路の白線上に乗る。そこは譲らない。こだわり強めのシニアっぽい。70代とは思えない(人間に換算した年齢)これじゃ、人間が散歩させられているみたいで笑う。
今頃の時期の夜は涼しく心地良い。
穏やかな夜散歩はいい。
暑くなったら、どうなるかは未定だけど、
今年の人間ドックまで続けてみようかと決めている。



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