見出し画像

グラフィックレコーダーって何!?〜Apple Pencilでトライしていること

 iPad Proを購入する時にApple Pencilも買った。もともと手書きでメモを取ったり、イラストを描いて説明することが好きだったのでとても重宝している。最近はもっぱらApple Pencilでメモを取り、紙のメモはやめてしまった。

 そんな時に『グラフィック・レコーダー』という存在を知った。ICレコーダーのような機械の名前かと思ったら、会議などで議事録の代わりにイラストや矢印などの『グラフィック』を駆使して板書する人のことを言うようだ。

 知人がグラフィックレコーダーのまりんさんのことをfacebookに書いていたのがきっかけだった。会議などでイラストを交えてホワイトボードに参加者の発言や議論の進み具合をメモしていく風景が載っていた。「よく自分が会議でやってる役割と同じじゃないか」。そう思って興味が湧いた。

 検索して調べるうちに清水淳子さんを知り、その著書『Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書』が面白そうだったので、読んでみた。「そうそう、イラストで描いたほうがひと目で分かってもらえるんだよ」なんて思ってるうちに、見様見真似で自分でもやってみたくなった。

 清水さんのnoteは、グラフィックレコーディング(GR)についての知見をかなり詳しく論理立てて書いてあるので、読んでいてとても面白いし、実際にGRにトライする上でとても参考になる。興味ある方はまず上の記事を読まれたし。

 実際にやってみると、打ち合わせの進行に合わせてイラストを描くのはかなり難易度が高くてとても無理。丸や四角などのグラフィックに文字で項目を書き入れて、矢印などで結んでいってリクツの流れを示すぐらいが精一杯。

 それでも、一度で上手くまとめるのは至難の技。どうしても書いては消し、消しては書きになってしまう。そうこうしているうちに話が進んでしまい、「えっ、今なんて言った?」みたいな感じになって、ヌケ・モレが出来てしまう。

 そんな感じなので、今は手書きのメモをまずはしっかりと残して、その後、打ち合わせの記憶が残っているうちに、改めて時間をとって頭の中を整理しつつ記号やイラストを書き整えるという方法でGRの修行を続けている。

 こんな初心者でも、分かりやすくまとめることで少しはありがたがってもらえることもあったし、何より自分の頭の中を整理できるのが、今のところ一番ありがたいかな。今後もしばらく続けてみようと思う。

清水さんのGRの様子を早回しで。議論>グラフィックの同時翻訳って感じ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?