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運動不足

概要


運動不足とは簡単に言うと、運動量が、健康増進のために推奨される運動量や、健康の維持のために最低限必要とされる運動量に対して足りていない事。または全然運動していない状態です。

たかだか運動、と思うところですが、世界の全死亡のうちの一割近くが、運動不足を原因とするものではないか?と言われるほど深刻な問題とされています。
運動は、走ったり、ジムに行ったりのイメージを持たれているかと思いますが、運動の定義とは「からだを動かすこと全て」となります。
最近では日常生活での活動とスポーツなどの運動を合わせて「身体活動」と呼ばれたりしています。
多くの人が運動不足だなと感じてはいるようですが、暑い、寒い、忙しい、外出ができない、など様々な理由により習慣化するのは難しく、さまざまな症状の原因になっていると言われています。

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運動不足により起こる様々な異常

例えば、
筋力や機能の維持ができなくなる
筋力低下により、関節障害や外傷のリスクが増加したり、内臓機能の低下により便秘やむくみのような軽いものから、内臓疾患などにまで影響を及ぼします。
生活習慣病の発症リスクの増加
運動習慣は生活習慣の大部分を指しますので、当然ですが生活習慣病などにかかるリスクは跳ね上がります。

またジムに行っているボディビルをしている、スポーツをしている、しかし運動不足の症状が出る方も実は非常に多いです。
いわゆる筋トレを例にすると、運動要素としては実は少なくカバーしきれない部分もありますし、案外カロリーなどの消費は少ないので、食事やその他の生活習慣次第では、週6でジムに行っても運動不足となる可能性もあります。

アメリカなどでは、アメリカスポーツ医学会とアメリカ心臓学会が運動ガイドラインを公表していたりで、ガイドラインに従っていなければパーソナルトレーニングやレッスンなどを利用できなかったり、保険が高くなったりするようです。

運動不足のガイドライン

そのガイドラインを一部紹介しますと、
〇良好な健康状態を維持するため、18〜65歳の成人は身体活動性のあるライフスタイルを維持しなければならない。

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