見出し画像

休養不足


休養不足とは何か? そもそも休養とは何か? というところから始まります。

休養を侮ると、、、死ぬ。

これは大げさではなく死にます。

特に日本人は休養を行うことが苦手とされ、日本の過労死問題が世界で認知されるようになり「KAROSHI」という言葉として世界に認識されるようになったくらいで、いまだに年間200人近い数の方がお亡くなりになっているようです。


筆者は以前、日本で一番厳しいとされていた永平寺に居まして、その後相撲界に入門しました。そこからまた厳しい日本料理の世界に入りました。

とてもしんどかったですが、案外生活にはメリハリがきいてまして身体面には不調などは出ていませんでした。

しかし、相撲時代に勝負をかけようとかなり根を詰めてトレーニングや稽古などに【努力したつもり】でいたところ、右ひざが自分でもどうなってるのか分からないような大けがをしました。⦅膝がΣ(シグマ)みたいな形でした⦆

今になって思えば「ハードに負荷をかけたらハードに休む」ということは当たり前で、それも含めて「何かに対して努力している」となりますし、それ以前の生活に支障が出ていなかったことを考えると、休養不足を招いているのは自分でしかない、という事が分かります。

勿論、休養をとれないような環境で、身体に異変を感じる事もあります。

またまた筆者の話ではありますが、寺、相撲界、板前修業とハードな業界にいて、体力にも自信がありましたが、とあるトレーナーの修業時代にとあるジムに就職をしたのですが、社員が悪い時代の部活動で培った「居残りをしないのは真面目ではない」というような植え付けを行うタイプの職場でして、この時ばかりはありとあらゆる不調が出まくりました。

一日平均睡眠3時間17時間労働、週6勤務の職場に3年いるとどうなるか

まず、

トイレやシャワールームで軽く失神しだします笑、原因不明のデキモノや異常な体重減がおこり休日は異常な過食衝動がおこりました。

身体のむくみが常にあり、身体に力が入りにくくてバテやすくなります、身体が大きいのに力が入らないので膝や腰に痛みが生じ、動きが悪くなるので関係ない関節も痛くなってきます。

末期では、感情がコントロールできずに急に涙が止まらなくなったり、幻聴や幻覚が現れたりします、でも意外に朝には出社しているという、、笑

厄介なところが、病院に行く時間もなく、行ったとしても診察では診察名がハッキリと言われない事も多い所です。(クインケ浮腫、位しか言われてない気が、、、)

得る物を得てステップアップするために退職した際には、いつの間にやら膝の靭帯を損傷していたりで、散々でした。

つまり、お寺での修行やプロスポーツよりも、一般企業のほうが過労になる場合もあるという事で、誰にもあり得る話だったりします。

休養を整理する

休養は大きく分けると4つの項目に分かれ、
① 仕事の合間にとる「分単位の休憩」
② 6時間程度を基本とする「時間単位の睡眠」
③ 月に数日は仕事をしない「日単位の休日」
④ 年末年始やGWなどの「週単位の休暇」
となります。
●休憩や睡眠では、
『休む』・・・主に心身の疲労を回復する
●休日・休暇では
『養う』・・・動物的な部分だけでなく、より人間的な社会・文化活動や創作活動などを通じて自己表現を図ったりする行為
などが可能となると言われ、合わせて『休養』とされます。

休養が不足すると当然、疲労蓄積を原因とした身体の不調が起きやすくなります。
感染症にかかりやすくなったり、怪我を負う可能性も高くなります。
また、思考力が減退や感情調節力の低下、記憶力低下、集中力低下なども起こります。創作的能力や建設的思考力なども低下し、仕事や芸術面などのパフォーマンスも低下します。

画像1

また、細かなミスから、事故など大きなことの原因になることもあります。

肉体的、業務的だけでなく、パニックや不安・不安障害、抑うつ・うつ病など精神的な部分への影響。
ホルモン分泌の乱れなども起こり、高血圧、糖尿病、肥満、メタボ、眼精疲労、便秘などから最悪、過労死などにも関係しています。

画像2

また、スポーツ選手やトレーニング愛好家など肉体を酷使される方などでは、一般人よりも睡眠や休憩は勿論、栄養摂取や血行改善なども意識して取り組まなければ「休養不足」となる可能性もあります。

まとめ

このように、自分自身が何の負担を感じていて、何がカバーできていないかを考えれないと、改善は難しい、という事になります。

当社記事では基本的な休養のとり方から、必要量など実践的な部分を掘り下げていきます。
どのくらいの時間寝るべきか、どのように心がけて休むべきか、栄養摂取や血行改善などほかの要素との関連性とはどのようなものか、などすぐに実践可能なものがほとんどです。
それにより皆様の休養に対する疑問やお悩みが解決すればうれしく思います。

自身の状態が理解出来ることで改善法も見え、全力の自分を取り戻すことが出来ると思います!

さあ、それでは本編をスタートしていきましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?