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リピート依頼の「ひめじ創業塾」は、 シン・創業塾

創業塾の講師を始めて16年目になりました。講師てしても古参になりました。マンネリ化しない創業塾を考えて新たな手法を取り入れて講師をします。昔のように何本も創業塾講師を引き受けることは無くなりましたが、リピート依頼があるのは、とても嬉しいです。

今回が3期目。ひめじ創業塾3期生を迎えます。

2019年度が1期生。2020年度はコロナの影響で中止、2021年度が2期生で、今回の2022年度が3期生になります。3期生を迎えるカリキュラムは次の通りです。社会保険・労務保険以外は私が受け持つ全5回の内容です。

創業塾で行う事業計画作成という基本を軸にしながらも、時代の変化、世代による創業の考え方を入れています。
 
好評なのが、初日の「夢と志の違い」と「創業で大事な3つの事」です。
ここは、塾生が考えるワークを実施します。ここを初日に行うことで、創業塾の意義をはっきりさせます。
 
最近の創業塾には、第2創業者や事業承継者の受講も多くありますので、事業承継の内容もありますが、基本は経営思考です。

他の創業塾とは違う、経営デザインを取り入れたカリキュラム

最初に創業塾講師のオファーをいただいた2019年にデザイン思考でも使われる経営デザインをカリキュラムに取り入れました。
 
創業塾では、かなり斬新な取り組みですよね。
 
事業計画を作成する前に、10年後を設定して、あるべき姿、ありたい姿を描きます。
 
創業前に、これをやるべきか否かということもありますし、なんだか難しそうに思われるかと思います。そのために、「夢と志の違い」ワークをしています。
 
この経営デザインで取り入れている考えをバックキャスティングと言います。
 
2期目にオファーをいただい際のテーマが、
「持続する経営を目指す」でしたから、まさにピッタリの先駆的な導入になりました。
 

創業塾の講師を始めた16年前と違う創業支援環境を利用することも勧めています。

16年前に創業塾の講師を始めた頃は、創業塾のある短期間で創業計画書を作成することが大きな目的でした。そのため、詰め込み式の創業塾でした。
支援機関の担当者がサポートしますが、途中脱落していく受講生も多くいました。
 
今は、創業者への支援体制が充実しています。
各地に、よろず支援拠点があり、創業計画書を作成する時にはいつでもサポートしてくれます。また、自治体などが運営するスタートアップ施設には、サポートメンバーは配置されていて、適宜アドバイスをしてくれます。
 
いわゆる創業者への伴走型支援が整っています。
 
創業計画書は一人で考えるのではなく、信頼できる支援者からアドバイスを受けることを私は勧めていますので、このような創業支援先も多いに活用するように創業塾の中で指導しています。

シン・創業塾は、創業を目的にするのではなく、持続する経営をすること

創業塾のチラシによく書かれているが、
 
「貴方の夢を実現」
 
これでは、創業が目的になってしまいます。
創業計画も短期間の内容が多くて、創業後、間もなく廃業するという姿も多く見られます。
 
近年、創業も多いのですが、統計に反映されない短期廃業も多いのです。
 
このような創業は、人を不幸にしていきます。
 
そうならないようにするために、持続する経営を行う、シン・創業塾で塾長兼講師をしています。


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