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阪神・淡路淡路大震災から29年

今年もこの日がめぐってきました。
祖母は倒壊した家の中で生きていましたが、瓦礫に火がついてしまい助けられませんでした。
自宅は棺に変わり、家具やインテリア、家族の写真や歴史、思い出は副葬品になりました。

1995年1月18日以降に撮られた写真
上から3分の1ほどにある
薄い黄色のマンションのそばに
祖父母宅はありました。

祖母の遺体は残っておらず、わずかな遺骨が残っていました。一生懸命かき集め、拾いましたがティッシュペーパーの箱の3分の1くらいの量しかありませんでした。骨壺に入れると量の少なさが余計に目立ち、涙がぼろぼろ流れました。

あれから29年。
日本の各地でさまざまな災害が起こっています。
元旦の能登地震をはじめ、まだ避難生活を送っておられる方々、心に傷を負われた方々がたくさんおられると思います。
皆様が1日も早く日常生活を送れるよう、願ってやみません。
思いを馳せること。できることをすること。
それがわたしの日常です。


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