❹お客さんがついて離れない店員さんの秘密がわかった。

今、特急の中で書いています。

今日はボイトレの日で、

ボイストーナーさんのスタジオに向かっています。


私は24歳のころ、

子供服の店員をしていた時代がありました。

そこはスーパーの一角にあるお店で

店内には小さな滑り台や、

おもちゃが置いてある

可愛いお店でした。


当時、買い物帰りのママや、

買い物中のママたちの子供さんが

遊びに来たりして、

割と賑わっていたお店でした。


そして、店長ではなく、
りえちゃん、りえちゃん(私)、祭りでした。

当時の私は、気が小さく、

異常に気ぃ使いで、

店長ではなく、

私にばかり声をかけてもらうことが

嬉しい反面、

正直、胃に穴が開きそうでした。


(今は、そんなヤワじゃないです。)


あの時代、、


なんであんなにお客さん来てくれたんかなあ〜

って振り返ってみた。

そこしっかり分析しておくと
これから役に立つだろうなと思って。

それで、

よおーく思い出してみた。

そしたら、わかった。

はっきりと。


この、ウチが入ってた会社は、

北陸〜大阪までの

いろんなスーパーやデパートの中に

いくつもこの子供服を展開していて、

最初に、

北陸エリアNo. 1の売り上げを誇る

お店に手伝いとして

まず研修に出されるんやけど、


そこのエリアNo. 1の店の店長が

言ってること、

やってること、

を次の日から自分の店で

そっくりそのまま実行しただけだった。


接客の知識ゼロだったのに


みんなけっこう
買っていってくれた。


季節のまとめ買い、

りえちゃんに頼むわ〜、

と子供さんの試着全部任され、

丁寧にズボンやら、羽織ものやら、

クックやら、お帽子やら、

滑り台とかおもちゃで遊びながら

上下合うものを用意したら

次の季節の変わり目も

お願いされた。


2万、3万は、クレジットカードで
ふとぅに使って行ってくれたラブ

売り込みはしたことがない。


ただただ、エリアNo. 1の店長を信じて
その通りやっただけ。

私がすごいのではなく、

あのエリアNo. 1の売り上げの店長が

すごいんやな。


もしかしたら、

エリアNo. 1の店長の師匠が

すごかったのかもしれんし、

そのまたまた師匠がすごかったんかもしれんね。


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あの当時、自分の中の空虚感から

ほぼ抜け出すか抜け出さないかを

彷徨っていた。


そんな時、『オーラの泉』

という番組に出会い、

あ〜〜、私に足りなかったのは、

この日本で、

生きていくための基礎知識

だったのか!!


と気づいた。

出演者2人の本をさっそく買ってきて、
(美輪明宏さん 江原紀之さん)

その日の晩、読んだことを、

即日、実行して行った。

お2人の本は、共通して、
日本人の性質を丁寧に攻略されていた。

今でも印象に残っているアドバイスは、


どんなに近しい人でも腹6分


気遣いではなく、気配り


泥だらけの大根より、
綺麗に洗った大根。


人間の心は、気をつけないと、
妬み嫉みでいっぱい。


マメに頭を冷やす。

たくさんあったけど、
この辺をよく覚えてます。


気遣いじゃなくて、、、

気配り?

気ぃ使って、すんませんすんません

してるより、


オロオロ状態から、一旦頭を冷やして、


店長にハサミ&ガムテープ、ささっ!

人に物を渡すときの
所作を美しくするとか、


使った場所を綺麗にして去るとか、


泥だらけの言葉遣いより
美しく相手の立場を思いやった言葉遣い

小さなことやけど、
いろんな人や場所で
めちゃめちゃいっぱい練習した。
失敗もしたし成功もした。


成功はお相手の笑顔ね。


運気が上向きになってくるのに

時間はかからなかった。


そんな時に、今の旦那さんと出会った。

旦那さん歳上なんやけど、

なんて素晴らしい子なんや!

といつも褒められた。


私がすごいんやなくて、

美輪明宏さんがすごいげん。


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それから、お客さん独り占め状態になり
店長にめちゃくそ嫉妬され
子供服店を辞めさせられる展開が来た。


↑これ、運悪いんやなくて、
運、最高によくなる前触れ。

そのあと、就職までの繋ぎで

その頃、仲良くなった
親父さんが経営してる居酒屋でバイトを始めた。

初日から、当然のように
言われる前から、トイレ掃除と、
割り箸、醤油、爪楊枝、液だれ
お絞りのチェックをした。

それだけで、
親父さんから、真剣に跡継ぎになるか?
と言われた。


お断りさせてもらったけど、
雇われている間、
めちゃめちゃ大切に扱ってくれた。


これも、そう。

私がすごいんやなくて、
20歳の頃バイトさせてもらっていた
焼肉屋の店長や先輩がすごかっただけ。


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今日は、これからボイトレに行く。

ボイストレーナーさんにも
かつて、師匠がいたやろう。

その師匠にもまた師匠がおったやろう。

それを考えると、

今日、
私に何を受け継がれるのか楽しみや。


おしまい

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今日も遊びに来てくれて
ありがとう。

それでは行ってきます。


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