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昔話を少しだけ、郵政局で働いていた頃

いよいよ、明日で1月末から働き出した会社との契約が終わる。
最初は、早く来てくださいと言われ、途中から要らないからと言われる・・・
見ていれば、何もかもぐだぐだ、結局私の後任はいないみたいで、せっせと、後任の方のためにと作った手順書なども無駄になりそうです。苦笑

7年ほど前にもヘルプデスクをしていた頃もせっせと色々マニュアル類を作ったりしたけど、そうしたものを作っても結局辞めさせられてしまえばそれを遣い続けてくれるかなんてわからない訳なんですよね。
でも、そうしたことを作るのが根っから好きなんでしょうね。

思い起こせば、郵政局にいた頃もせっせと手順書ではないですが、品名コード表という資料を作ったことがありました。
元々何年か前に立派なものを作っていたのですが、それから更改がされず殆ど非現行になって誰も使っていなかったので、私が施策の一環で作りましょうと係長に上申して作ったのが始まりでした。
郵政三事業全てを把握できるわけではないので、担当者ごとに割り振って作業を進めたものでした。
前任者が作ったものを参考にしながら、データベース化していったのです。
最初は局報掲載すれば良いと言うことで、簡易版を作成し、その後日付印などは陰影なども異なるのでイラスト入りが良かろうと言うことで、出来るだけ色々思いつくだけの要素を詰め込んで1冊の本に仕上げたものでした。
当時は、ウィンドウズ95はおろか3.1も無く、LANFILEと言うデータベースソフトにひたすら品名コードと品名、請求単位などを入力して一覧表を作ったのです。

デザインも気の利いたものは作れないのですが、精一杯お洒落して・・・そんな感じで作ったものでした。
黄色の表紙で、結構な厚みでした。

当時のイメージはこんな感じだったかと・・・もうかれこれ30年ほど前の話なので、デザインかなり怪しいですが。

そこに行き着くまでは、何度も何度も係長に責付(せっつ)かされたもので、その度にもう少し待ってくださいといったことも懐かしい思い出です。

個人的には、殆ど使わない式紙(郵政省で使う用紙類は式紙という言い方をしていました、読み方は(しきし))をコピーで対応できるようにしたほか、A帳票と呼ばれた郵便局で購入する色紙類も元々使用枚数が少ないので、少ないものはコピー対応できるようにひな形を同じく、その本の中に折り込むなど当時としてはかなり思い切った采配を勝手にしていました。苦笑

結局、その後のちょっとしたしくじりから、右肩下がりの下降線を辿り、最後は上司のパワハラで郵政局を追われるという転落劇を演じるわけですが。
それが、良かったのか悪かったのか・・・未だに自分の中では葛藤するときがあります。
あのとき、パワハラにめげずに居残っていたらまた展開も変わっていたでしょうしね。
現場の管理者でそれなりに、実績を残していたかもしれないし、実績も出せずにそのまま埋もれていったかもしれないし。

こればかりは判りません。
まぁ、人というのは本当に最後の最後までどんなことが起こるかと言うことは判らない、それならば悔いの無いように生きることもこれまた大事なんでしょうね

僅かな心の慰みと言えば、郵便局に降りた時、自分が作った品名コード表を重宝しているよと言ってくれたときですね。

すみません、最後までつまらない話に付き合っていただきまして。

ありがとうございます。

キャプチャ

こんな感じだったかと思います。
黄色はもう少し淡い色で、厚さは3scm程度はあったんじゃないかと思います。
何度も、資材部の倉庫に足を運んで、現物と突き合わせしたり、非現行の書類は思い切って破棄するなどしたものです。
今から考えれば、生意気な30歳の若造でした。

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