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仕事をすればするほど損をする?

まぁ、愚痴と言うことではないのですが、IT業界に限らずですがあるあるの話として、作業を正確かつ早く処理できる人(いわゆる手が早い人)と、そうでない人が居た場合、手が早い人の方が生産性は高いわけですが、何故か生産性の高い人の方が単価が安くなると言う矛盾が生じます。

例えば、複数台のPCの設定を任された場合、単位時間あたりで三台こなせる人と一台しかこなせない人が居た場合、三台こなせる人の所要時間は当然のことながら一台しかこなせない人より生産性は三倍になるのですが、多くの場合チームで作業するため、全体が終わらないといけませんので、生産性の高い人がそうでない人の応援に入ることになります。

結果的に、生産性の高い人が四時間で12台、そうでない人が4台なんて事も起こりうるわけで、そこに大きな不公平感が出てしまうわけですよね。

まぁ、それをぼやいても仕方ないわけで、そこで発想を変えてみるわけです。

同じ時間で生産性を上げることが出来たと言うことは、言い方を変えれば経験値が増えたと言うことだと。

RPGではないですが、経験値が増えることで更にスキルが上がる、それだけお得じゃないかと思うわけです。

だって、自分のPCだけだったら触れる範囲って限られているわけですけど、そうした設定を大量にする場合は、数をこなした方がスキルは付けられますからね、そんな風に考えると、数をこなす方がトラブルシューティングも的確に処理できるし、結果的に最終的には自分自身にとってもお得なんですよね。

だから、そんな風に考えていくともっともっと、スキルを上げて行きたいなぁと思うわけです。

まぁ、今楽をしておこうと考えるか、長い目で見て自分自身のプラスになるように考えるか。

その差だと思うわけです。

私の場合は、出来るだけスキルを高めて次に備えると言うことを考えていますので、常に生産性を高めようと思ってしまうわけです。

目先の利益を得るか、長期の利益を得るか・・・その差だと個人的には思っています。


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