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#27【防音室DIY】防音ドアを作る①

一通り内装を作った所で、防音ドアを作り始めます。

この部屋では廊下側のドアと、ベランダ側のドアの2種類を作る必要があります。



まずはベランダ側から作り始めます。
木材をカットし、ドアの基礎フレームを組立てていきます。


ドアの面に貼るベニヤ板にはハンドル用の孔を開けておきます。
写真のジグソーという工具は刃が小さなノコギリのようになっているので、板の端からでなくても切断ができます。


孔を開けて取っ手を裏から見るとこんな感じです。
ベランダ側のドアは極力目立たせたくないので、取っ手もドア内部へ収納できる回転式にしました。


次にフレームとベニヤ板を貼り合わせます。
まず互いの隙間を無くすため木工用ボンドを塗っておきます。


フレームとベニヤ板の位置を合わせながら貼り合わせていきます。
加えて隠し釘という仕上がりが目立たないクギを打って固定を行います。
さらに念のため、ボンドが乾くまでクランプで
仮固定をしておきました。


ドア内部にも防音対策をする必要があるので、壁と同じく遮音シート、グラスウールを入れます。
ハンドル周りは防音素材を逃がしてカットします。


ベランダ側のドアは基本開けることがないため、ドアをロックできるように上下にストッパーを付けます。
なのでストッパーのレバーが上下できるよう、
内部も一部カットして逃がしておきます。


ドアの前面ベニヤ板を貼付けてフタをしたら
フレームと微妙に段差ができてしまったので、
電動かんなをかけて滑らかにしておきます。


一方、ドア開口にはドアを固定するために外枠を作ってはめました。外枠にストッパーを固定するために孔も開けてあります。
外枠ードア間には隙間ができるため、隙間の部分にパッキンが当たるように調整しています。



最後にドアに蝶番を付けてドア枠に固定します。
(ドアが黒いので分かりにくい)

防音仕様でドアもかなり重くなっているので位置合わせが大変でした。


これでベランダ側のドアが完成しました。

ベランダには滅多に出入りしないので目立たないようドア表面には壁紙と同じ色を使っています。



裏面はこんな感じ。

元々あるシャッターを下げた状態でドアを閉めて
使うので、雨風にも強くなります。

それでもシャッターのすき間から多少は風が入るのでドア裏面は耐久性のあるダイノックシートを
貼っています。


上下のストッパーでロックして閉めるのでドア
全体が裏面のパッキンに密着します。
これでドアのすき間を無くして防音性を高めることができます。


ドアの取っ手は普段はドア内部に収納して、使うときに半回転させると出てきます。

市販の防音用ハンドルは高いものだと数万円程度して結構値が張ります。
このドアでは別売の取っ手とストッパーを組合せて使っているので合計2,000円程で済ませることができました。

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