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60歳4人(初対面)とスナックに行った

近所にある、喫茶店に初めて訪れた。
上の歯に矯正の装置を着ける前に、美味しいものを食べておこうと思ったのがきっかけ。

1. 喫茶店での出会い

1人、カウンターで夜ご飯を食べていた。
カツカレー。🍛🥄
かなりのボリューム。

ママに「高校生?」と話しかけられた。
数年前まで中学生と間違えられていたので成長はしている。
尚、私は20歳を超えている。

ママと少し話しながらご飯を食べていたら
60歳前後の男性が来店。
1つあけ、私の左隣に座る。

「知らない人とカウンターで出会い話す」というのに憧れがあったので、話しかけてみることにした。
最初はママとイチさん(仮名)が話していたのでママとイチさんの会話に混ざってみた。色々聞いてみたり、話してみたりすると、向こうからも話すようになった。
そんなこんなでおすすめだという「ミックスピザ🍕と白ワイン」をご馳走になった。🍷

もう一度言っておくが、私は「ボリューム満点!」とメニュー表に書かれたカツカレー(サラダ、オムレツ、バナナ付き)の完食一歩手前だった。

この時点で腹11分目である。
さらにご厚意でママに無花果をもらい、2粒食べる。11.5分目である。
図らずも豪華な夕食となったが最早、食トレの域に達している。

2. スナックへ

私が歌うことが好き、ギターもやっていることをマスターたち含め話していたら、イチさんに「カラオケもできるスナック○○○○、一緒にどうですか」と誘われ、着いていくことにした。

こういうの初めてだし。

年は孫と祖父母くらい離れていて色恋沙汰はまったく無いのでトキメキも無いが。

スナックへ向かう道を歩いていたら出会った3人組。
彼らとイチさんは知り合いらしく、合流して4人の60前後のおじさん達とスナックに行く事になった。

スナックは「女性が先に入りなよ!みんなビックリするから!」と言われ先陣を切って入店
女性客が演歌を歌っていた。客層も全員60前後。
「若い彼女連れてきたぞ~(笑)」と紹介される。男性っていつになってもこういうの好きなんだなぁ。

歌うの好きだから来たが、60前後の方が知っている曲は私はほとんど知らないことに気付く。(遅い)

自分の中での「昔の曲」を思い出してみて、それを曲予約。

「瑠璃色の地球」→「涙そうそう」→「レイニーブルー」→「空も飛べるはず」

を歌った。(間には全く知らない演歌たちが入っている)

拍手で盛り上げてくれたが果たして曲を知っていたのか知らなかったのかは定かではない。

レイニーブルーはキーがあがったり下がったりが難し過ぎた…。
60代の流行りはいつだって演歌なのか?
イチさんが歌った松山千春の「大空と大地の中で」しかわからなかった。
じゃんからって何なんだろう。男が、女が、って歌詞がめっちゃ多い。
あとやたら雨に濡れるし、地名がめっちゃ登場してくる。

さらに、お通しが豪華だった。ミニうどんもあり、唐揚げもサラダもパンもあり。
流石に完食出来なかった。いつの間にかフードファイトも同時開催されている。
烏龍茶を飲んでいたらおじさんにかなりの量の焼酎を注がれ、これも5口くらいしか飲めなかった。

私はお酒が得意ではないのだ。
さっきワイン飲んだし。(ワインも過多もで数えられるほどしか飲んだことない)

途中、酔ったおじさんの1人に「踊ろう」と言われ、腰に手を回され、手を取られて躍った(半歩ずつ時計回りにその場で回転するだけ)

みんなの前で至近距離で手を取られて回転する。
何だこれ。 何の時間?(笑) この踊りってスタンダードなの?

私の余りのぎこちなさに「躍るの慣れてないでしょ?」と言われる。慣れてるわけないやん!!

美女と野獣の2人が手をとって踊るシーンのようなものを、演歌では合っていない気がした。

かっこいいもう少し若い人とだったらこの至近距離ダンスもいいかもしれない。

書きながら思うが、私ってやっぱり若者なんだなぁ……。

憧れていたカウンターでの出会い体験ができたのでとりあえずはよかったという結論。


3. まとめ


●若者は可愛がられる。若者は沢山食べているだけで、年上の皆様に嬉しがられる。
●これからも喫茶店でカウンターで隣の席になった方に話しかけてみたい。
(一期一会)
●2軒目では絶対水をもらう。(翌日のため)
●周りに若者が増え、「自分も年取ってきたなあ」と思ったら近所のスナック(年齢層は高めを選ぶ)に行って若者気分を味わえるので、おすすめ。
●古きよき曲を数曲探しておく。

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