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コントロール出来る範囲で、自分を最大限に生かす

こういう話を聞いたことがあります。

”教育の投資効果や、
あるいは本人のやる気についても、
実はもともとの知能やその後の教育効果が5割程度か7割程度の部分が、
遺伝要因であることが分かってきている”

もしこれが真実であれば、一方で、
5割や3割は、自分のコントロールできる範囲である
と考えることができます。

教育の投資効果ややる気がもう決まっているのであれば、
仕方がありません。

でも、自分が出来る範囲に注力をして、
その中で自分が何ができるか
考えることはできるし、
実行することもできます

小学校の時、桁違いのお金持ちの子供が数人いました。
それで、子供の頃から「違い」についてよく考えることがありました。

その時から気づいていました。

「自分の運命や宿命は、変えられるものではない。
 でも今から生きていく人生は、今から自分で築くもの。
 自分で変えられるはずだ。」


そう思いました。

それからは、

・自分がどう生きていくのか、
・自分で食べていくには、どのような仕事をしていくか
・どのように過ごしたら、自分は幸せだと感じるのか
・自分はいったい、どのように生きたいのか

と、常に自問自答しました。

結局は、自分でコントロールできる範囲で、考えて、実行していく
しかないんですよね。

「せっかく与えられた一度の人生を
 悔いなく生きていきたい。
 コントロールできる範囲で、やりたいことをやっていく。
 納得できる人生にしたい」

色んなことが起こりますが、いつもそう思い、生きてきました。

親戚に、東大出身、国土交通省に官僚として勤めていた人がいます。
家族も普通の家族で、いわゆる地方都市の交通も不便な地域で育ち、
学習塾なども行ったことがなかったそうです。
確かに素晴らしいご両親だったので、親の遺伝があったかもしれません。

でも、やはり本人の努力の賜物だと信じています。

参考書を覚えられないので、
真夜中に外を歩きながら、参考書の暗記をしていたところ、
警察に呼び止められた逸話も聞いたことがあります。

どの両親に生まれたのか、
どんな家庭に育ったのか、
生まれてしまった後で、それは変えられる部分ではありません。

その現実を受け入れた上で
自分の変えられる範囲で
これからも、勉強したり、継続したり、実践したり、交流したりと、
最大限に工夫しながら
これからも自分の人生を築き、歩んでいこうと思っています。


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