気まぐれ旅行記はじめようと思います

旅が好きだ。
というか、旅しているときの自分が好きだ。

シリーズにして書いてみようかな、と思っているので
初めに旅行に特化した自己紹介を書いておこうと思う。
こんな人の旅行記なんだな、と分かった方がより伝わるよね。

1. どんな旅をしてきたの?
年に一度、夏休みには海外旅行に行く家で育った。(現在アラサー女子)
両親がたくさん連れまわしてくれたおかげで、
物心ついた時には、立派に旅好きになっていた。笑
これまでに訪問したのは23ヵ国。渡航回数は30回くらいかな。
ヨーロッパとアジアが多くて、南半球はまだあまり行けていない。

特に好きなのは自然が綺麗な場所で、
5年ほど前から、日本の離島にも興味を持ちはじめ、
東京・沖縄を中心に30島くらい回っている。

海外は誰かと一緒に、離島はひとりで、というのが多い。

童顔ゆえ、最初はおとなしいイメージを持たれるのだけど、
旅の話を始めると、次第に「意外とアクティブだね」と言われるようになり
最終的には「見た目と違ってワイルドだよね」に行きつく。笑

GWや夏休みが近づくと、会う人会う人に「今度はどこ行くの?」と
訊かれるくらいなので、旅好きのイメージは形成されているようだ。

ちなみに、3連休前に訊かれることもあるけれど、
弾丸旅行はまずしないので、3連休で旅に出ることはほぼない。
ついでに言うと、帰宅翌日は家でゆっくりしたい。笑

旅行のスタイルは、一緒に行く相手に合わせて幅広く経験していて

両親となら…
ツアーに参加して、ガイドの説明付きで観光地を回り、
ちょっといいホテルに泊まって、一度はオシャレしてディナーに行く。

友人となら…
交通費とホテルが極力安いフリープランを探して、事前に下調べして、
現地での観光や食事は公共交通機関で、行きたいところだけ回る。

ひとり旅なら…(離島前提)
フェリーも民宿も個別に予約して、登山用ザックに荷物を詰め込み、
現地でオススメ情報を聞いて、レンタカーや原付でぐるっと巡る。
※ワイルドと言われるのは、この一人旅の印象が強いため。笑

旅のスタイル、という意味では
ちょいリッチからカジュアルまで、なんでもいける!!
(注:超リッチの経験はありません)

旅好きな人と話をすると感じるのだけど、
旅の目的にもタイプがあるようだ。思いつくまま挙げてみる。
食事、お酒、建築、美術、歴史、自然、文化、写真、などなど。

私個人の興味としては、自然と食事に対する関心が強い。
両親と旅行するときは、美術や歴史が占めるウェイトも結構あるかな。

2. なぜ旅が好きなの?
改めて考えて、大きく2つの理由にまとめてみた。

ひとつは、自分が知らないことに気付けること。
「無知の知」という言葉があるけれど、まさにそれ。

特に、常識だと思っていたことが通用しない時は面白い!
初めての土地に行けば、その場のスタンダードを体感することになるので、
自分のスタンダードは、世界標準じゃなかった、と見せつけられるのだ。

分かりやすい例でいうと、スペインでは
車のバンパーはぶつけてもいい、という認識になっている。
縦列駐車の時は、前後の車にガンガンぶつけながら停めて平然と立ち去り、
ぶつけられた方も、ガンガンぶつけながら出ていく。
接触事故という意識はゼロ。傷がついても気にしない。
そのためのパーツが、バンパーなのだ。

そういう異質さを見つけて、受け止めて、楽しめるか、で
旅の思い出はかなり変わってくると思う。

ふたつめは、現地の人との交流だ。

正直、観光地は写真も説明も既にガイドブックやネットで見ているので
大きな発見はなくて、「行った」という経験が残るだけだと思っている。
(それでもこの目で見たいから行くけどね)

むしろ、決してガイドブックには載らない思い出が好き。

たとえば、沖縄の離島に行ったときのこと。
見に行きたい巨樹があって、途中で道が分からなくなったので
近くでサトウキビ狩りをしていたおばちゃまに尋ねてみた。
すると
「あーあそこ?ここ曲がっていけば合ってるよ。
 でもねぇ、一番の見どころの木は今年の台風で倒れちゃってねぇ、
 他にも大きい木はあるけんど、女の子一人で行くようなとこじゃないわ。
 やめときぃー」

やめろと言われて、目の前を進むことはできない。
道は分かったのに。笑
なので、「えー見たかったなぁ、倒れちゃったんですね、残念」とか
言いながら、そのまましばらくおばちゃまと雑談して帰った。

そんなこんなで行けなかった、という最高の思い出である。

私の離島トークには、こういう会話形式の思い出話が多いんだけど、
順番に目的地を回るだけだったら、こんなユニークな経験は語れない。

こういう話も、今後ちりばめて行きたいと思っている。

↑旅先の写真と見せかけて、実は地元。笑

そんなわけで、これから気まぐれに旅行記を書いていこうと思います。

見つけていただいて、 読んでいただいて、ありがとうございます。