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積読がもたらす幸せ効果の話

こんにちは、yukoです。

先日ツイッターで「積読」が話題になっていたようで、いろんな方が積読について言及されているのを見聞きしました。

ちょっと(かなり)出遅れた感はありますが、わたしの積読についての考えをつらつらと書いてみます。


積読は未来の自分へのプレゼント

だと、思っています。

わたしは積読賛成派です。というか、積読があることが幸せだし積読がないと不安になる人です。

なぜ積読が必要なのかというと、

わたしは常に何かしらの本を読んでいたいタイプです。なので、今読んでる本を読み終わった後に読むものがない、というのが地味にストレスなんですね。

けどその都度購入するのも若干めんどくさい。だから、余分に「次読む本のストック」を用意しておきたい。それが結果的に積読になっているという感じです。

未来の自分が、読みたいときに本を読めるように。なおかつ、「次はどれを読もうかな」という選ぶ楽しさも味わえるように。そういうちょっとした未来へのプレゼント的な意味も込めて、まだ読んでない本を積んでいます。


積読があると幸せ

このご時世、本に関する情報を得る方法はたくさんあります。出版社のHP、読書好きの人のTwitter、本情報の雑誌などなど。それらを見ているとどんどん読みたい本が増える一方で、わたしの読みたい本リストはどんなに読んでも全く減ることがありません。

その中でもとりあえずこれは早く読みたい、というものがいくつか出てくるので、そういう本はとりあえず買って、すぐ読める状態にしておきたいわけです。けど現在進行形で読んでいる本があると、じゃあそれを読み終わってから買った本を読もう、となる。するとどんどん本の順番待ちが発生して、結果積読タワーのできあがりというわけです。

積読があると幸せを感じる、というのは、本は積まずに効率よく読むことが当たり前という人には到底考えられない感情かもしれません。けどわたしは「手元にこんなに読める本がある!」という満足感が好きなんです。

もちろん買って積読して満足して読まないというわけでは決してなく、あくまであとで読むためのストックとして積んでいるというだけなんです。


そんなわたしの積読は大体10~15冊くらい常備されています(これでも結構頑張って抑えているほう)。

最近kindleも使い始めたので、正直そこまで読むものに困ることもなくなったのですが、本がたくさんある風景が好きなんですよね。


買うからには自分の興味に沿った本なのだが、差し迫って読まなければならないものでもないので本棚に並べて満足する。(中略)
本棚は体の外に取り付けた脳みそのようなものなので、それを太らせることで、そこにある知や感情の総量は増えるだろう。買うだけ買ってまだ読んでいない本でも、そこの並んでいるだけで、充分自らの仕事をはたしているのである。
―小さな声、光る棚 新刊書店Titleの日常/辻山良雄 より


積読はそこにあるだけで、ちゃんと役目をはたしている。先日読んだこの本の言葉がすごくしっくりきて、そうそうこういうことなんだよ!ってひとり何度もうなずいてしまいました。


好きなように楽しめばいいじゃない

ちょっと遅れた感もあるけれど、わたしはこんなことを考えて積読してますってことを書いてみました。
もちろん、積読がいいとか悪いとか、積読が偉いとか、そういうことでは全くありません。結局は個人の好みや考え方によるものなので。この記事もあくまでわたしの考えです。

読書は各個人で好きなように楽しみたいものです。


それでは今回はこのへんで。

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