先日こんな記事を見つけた。

小さく読みづらくて恐縮だが、要は

介護施設で働かれている方が、介護の仕事の魅力を発信するためにアイドルとしての活動もしている。

という内容。

最近、介護施設でのスタッフの不足から色々なことに皺寄せが行き、痛ましい事件に発展してしまっているところもあるようだ。

私も高齢者の方の介護施設に出向いて、服薬指導や配薬をしたり、医師の回診に同行することもあり、その現場を見て、綺麗事だけでは務まらない、とてもハードな仕事内容であると感じている。

何とかそんな現状やイメージを打開しようと動いたこのスタッフの方々。
ただただ行政が動くのを待つばかりではいつまで経っても変わらないと思われたのだろう。

普段の仕事の上にアイドルとしての活動も、とは頭が下がる。

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さて、もしあなたの仕事内容について、あなたが関わりを持っている分野、業界について、単に説明をするのではなく世間に対して広くその魅力を知ってもらおうとするならば、どうするだろうか？

アイドル？
音楽活動？

それらはたしかに目に付きやすいし、とっつきやすい。
抵抗感が少なく色々な人たちのところに届くだろう。

もちろん、この記事の方々の活動の仕方を否定したいわけではないが、ただ、仕事の内容や年齢的な問題からみんながアイドルをやれるわけでもない。

私も自分の仕事をPRする方法考えてみて、と言われて真っ先に「じゃあアイドルやります！」というようには考えが至らないと思う...

音楽活動はできるかもしれない。

あとは...

漫画にする
小説を書く
医療関係とは全く違う分野の人とコラボする
薬局を地域の人の溜まり場にして開放する(何か展示スペースなどを設け、人を集めて使ってもらったら必ず自分の仕事の内容について話す時間をもらう、というのも良いかも。)

なんていうのはどうだろう。

メディアやニュースによる職種のイメージというのは、刷り込まれるから結構強固なものになってしまうと思う。

どうせ◯◯なんでしょ？
と世間の人から見られてしまう傾向は大いにあると思う。

物事は良いだけ、悪いだけのことはない。
必ず両面があるのに、なぜか一方の面だけが大きく捉えられたりする。

私も、いや違うよ、こんなに素敵なところもあるんだよ、と胸を張って言おう。

そして刷り込みにより勘違いしているかもしれない他の職種について、それ違うよ！こんなところもあるよ！というところを是非聞いてみたい。

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