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小さなご馳走 その24

お料理と名乗るのも憚られるけれど、
食べると幸せを感じるおかずたち。

おかず?
いや、相棒か。

私の住む地域はまだ梅雨明け宣言がされていない。

が、30度超えの晴天が続いているので思い切って干してみた。

ベランダには梅の良い香りが。

梅酒と並び、毎年少量だが漬けている梅干し。

レシピ通りにやったら潮が析出するくらい塩辛い年もあれば、そうでもない年もあり、
未だバシッと着地点が定まらぬ私の梅干し。

去年漬けた梅干しは、連日の息子の弁当のおにぎりの中に忍ばせた。

きっと顔のパーツが中心に寄るような表情でペロリと食べてきてくれたんだろう。


梅干しといえば、こんなnoteも書いた。

白いご飯を主体に考えれば、梅干しは脇役で、引き立て役、ということになるのだろうが、 いや、違うな。
お互いがお互いを引き立てあっている。
良さをより良くし、お互いの一番良いバランスで釣り合っている。
win-winの関係というのか。
1+1=10 くらいになっている。
それはパンではとても成り立たせることができない関係性であるように思う。 なんて素晴らしい関係なんだ!
だってお互いを貶めたり、蹴散らしたりせず、良いところを伸ばしあっているわけだから。


また来年の梅の時期まで梅干しという存在の大きさを噛み締めることだろう。

ちなみに子ども向けにと酸っぱさ控えめな蜂蜜梅干しというのも作ってみたことはあるが、意外と不評で、
「普通の酸っぱい梅干しの方が美味しい!」だそうだ。

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