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今年中にパレスチナの虐殺は止まらなかった

イスラエルとハマスの戦争は戦争ではない。イスラエルによるパレスチナ人の大虐殺だ。ユダヤ人(イスラエル)はホントよく人を殺す人種だなと思う。仲良くしようという概念というか信条がまるでない。今現状イスラエル人はほぼ全員かなりぶっ飛んだ状態であるのは間違いない。

面倒くさいのでパレスチナ人がユダヤ人入植から歴史的に虐待されているという事実は省く。10月7日から戦争が始まり、今ではUS・UK軍がイスラエルを援護していて、戦争は確実に拡大している。そういった知識を前提に以下周辺的なことをつらつら書きます。

アメリカのダブルスタンダード
一番不思議だったのが、アメリカのダブルスタンダードだ。アメリカは”ならず者国家”へ経済制裁・武力制裁するケースが多い。かつての日本・ドイツ、ロシア、北朝鮮、イラク、アフガン、、、なぜイスラエルのパレスチナ虐殺へは制裁されないどころか強力な武器の支援をするのだろうか。こういった強力な武器があるからイスラエルは虐殺を続けられる。

シオニストの福音派が支配するアメリカ政治
アメリカ政府にはイスラエルを擁護するシオニストだとかプロテスタント福音派だとかが多く締めている。”シオニズム”とは端的に言えばパレスチナにユダヤ人が帰るという宗教的な信条だ。しかもそこに住んでいる先住民(パレスチナ人)は徹底的に排除、そして1000年王国を作るんだとか。無宗教の日本人にとっては???だ。100年前じゃあるまいし2023年にこんな思想信条をなんでアメリカは国家的に支持するのか。

来年のアメリカ大統領選挙と虐殺には関係があるらしい
なぜかテレビを見ているとハマスやイスラエルの話と一緒に来年のアメリカ大統領選挙が語られることが多い。どうやらこれらの話はセットになっていて、バイデンはこの戦争のやり方を間違えると2期目が危ないらしい。
かと言ってバイデンに代わってトランプになるともっと大規模なアメリカ・中東戦争になると言う。アメリカの大統領選挙という内政が他国に強烈な影響を及ぼすことは大問題だ。アメリカは異常な国家だと言える。

アメリカは一昨年にアフガンのタリバンに正式に負けている
ハマスと同じようなアフガニスタンのイスラム勢力のタリバンにアメリカは一昨年正式に負けた。20年以上も戦争して結局負けたのだ。理由としては超巨額な占領費だと言われているが詳しくは分からない。トランプが撤退を決定したのだという。今回も同じようなことになるのではないか?または逆にタリバン敗北をハマスで晴らすのだろうか?

アメリカのユダヤ資本
アメリカには金融をはじめとしたユダヤ資本がアメリカ建国のときから幅を利かせている。早い段階でかなりの数のユダヤ人がアメリカへ入植したのだろう。なのでユダヤ資本に歯向かうと糾弾されると言う。したがってアメリカの大学や芸能界がモノを言えなくなっているらしい。

ドイツの厳しい歴史修正主義の取り締まり
ヨーロッパのEUのリーダー国と言われるドイツがイスラエルを支持している。ロシアがウクライナに侵攻した時はあれだけ騒いだのに不思議だ。理由としては反ユダヤ主義(歴史修正主義、アンチセミティズムとも言われる)を許さないという国是だ。ホロコーストは600万人以上のユダヤ人を虐殺してヨーロッパからユダヤ人が消えてイスラエル建国の理由にもなった人類史上最悪の事件だ。その反省をしっかりやっているためにユダヤ人(イスラエル)の批判をできなくなってしまったのだとか。だから何も言えない。罪の意識があるならドイツをイスラエルにしたらいいだろと思うが。

フランスのイスラムフォビア
フランスには北アフリカのイスラム国家の移民(マグレブ)が人口比率で多数いて、イスラムへの恐怖心があるのだという。
また2015年には過激なイスラム勢力のⅠS(イスラム国)のテロを受けており(130人が殺害された)、その仕返しでシリアのISを猛爆した。つまりフランスとイスラム勢力は仲が悪いらしい。

日本の日米同盟
日本は1960年の日米安保締結から日米同盟がある。アメリカが右と言えば右。左と言えば左。日本は軍事や外交で独立した主権国家ではない。日本人は気にしていないが世界では有名な事実。パレスチナ虐殺にはアメリカが関与しているので日本は批判なんて絶対出来ない。さらにはアメリカへパトリオットミサイルを輸出して戦争に加担する姿勢を打ち出している。

だんまりを決め込む湾岸諸国
同じイスラム圏とは言えサウジアラビアやUAE(アラブ首長国連邦)やバーレーンのような湾岸諸国は中国と同じような権威主義国家なので民衆のデモは起きないし、政府は米寄りなので明確な声をあげない。まさにダンマリ状態だ。

がんばる抵抗の枢軸
数年前まではイスラム過激派と言われていた組織は今では武力的にパレスチナを援護する抵抗の枢軸と呼ばれるようになった。

今では有名になったヒズボラやフーシ派はイスラエル軍やUS軍と直接戦闘している。タンカー攻撃で世界のタンカーはスエズ運河を運航できなくなっている。

インドネシア、マレーシアはバイデンにがっかりしている
アジアでも~シアという国はイスラム教なのでバイデンにモノを申しては無視されているらしい。

南アフリカに訴えられる
これだけ好き勝手やってりゃ訴えられるだろ。ついでにバイデンも戦争犯罪者として訴えて欲しいものだ。

なのでプーチンも元気になる
ウクライナ戦争の当事者であるロシアは相対的に元気になった。この正月に日本は大量のタラバガニとズワイガニを輸入している。

戦争や虐殺にクリスマスや正月なんてない。だいたい1日にパレスチナ人が数百人規模で殺されているようだ。詳細はあまり報道されていないので分からない。これで「明けましておめでとう」なのか?世の中全てが偽善に見えてしかたない。だからと言って「明けましてジェノサイド」なんで言えるわけない。

おしマイケル。

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